ロードレース世界選手権MotoGPに参戦するモンスターエナジー・ヤマハMotoGPが4月25日にバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスのインタビューを公開。その中でロッシが、来シーズンの継続参戦を明らかにした。

 ロッシは「難しい状況だ。以前に発言したように最初の選択肢は、継続参戦に向けてトライすることだった。十分なモチベーションがあるし続けたい」と語る。

「特に昨シーズンの後半戦は非常に苦しみ、多くのレースで遅く、トップ5に引き離されたところで戦わなければならなかったので、戦闘レベルを理解することがとても重要だ。もう1年、ファクトリーチームと共に参戦して決断を下す必要があった。戦闘力があるのかを理解するために、新たに迎え入れたクルーチーフといくつか修正したチームとともに、今シーズンの序盤の5戦、6戦を戦うことが必要だった」

「問題は現時点でレースが開催されないこと。新型コロナウイルスが原因でレースができない。最も楽観的な状況は、シーズンの後半にレースができること。8月、または9月まで待とう。しかし、その前に決断を下さなければいけない。とにかく、僕は続けたい。レースを走らずに、この決断を下さなければいけなかった」

「もしかしたら、2020年はレースができないかもしれない。これはキャリアをストップするには最善のやり方ではない。もう1度チャンピオンシップに参戦して、その終わりにストップするのがフェアだろう。だから、2021年も継続したい」

 モンスターエナジー・ヤマハMotoGPはビニャーレスの2021年以降の契約更新を発表。さらにファビオ・クアルタラロの起用を発表しており、ロッシが2021年以降も参戦する場合は、ファクトリーサポートの上でサテライトのペトロナス・ヤマハSRTからの参戦となる見込みだ。


4/25(土) 21:54配信 オートスポーツweb
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