(CNN) 動画投稿サイトのユーチューブに最初の動画がアップロードされてから23日で15年が経過した。

15年前に同サイトで初めて流れた動画は、ユーチューブ創業者のジョード・カリム氏が投稿した18秒の動画だった。

「Me at the zoo(動物園にて)」と題されたこの動画は、これまで9000万回以上再生されている。

動画には当時のカリム氏が登場し、動物園のゾウをバックにときおり後ろを振り返りながらカメラに向かって語り掛ける。

カリム氏は「ゾウの前にいる」と状況を説明した後、「ゾウの何が格好いいかって、あのぶら下がった、めちゃくちゃ長い、鼻だよ」「あれはいい」などと続けた。

今日のユーチューバーの動画とは異なり、カリム氏の動画には「チャンネル登録」や「高評価」を求める表示は出てこない。最後も「とりあえずこんなところかな」の素っ気ない一言で終わる。
この1年後、カリム氏と共同創業者らは自分たちの立ち上げたユーチューブをグーグルに16億5000万ドルで売却した。
ユーチューブによると現在、同サイトを訪れるログインユーザーの数は毎月20億人を超える。動画の視聴時間は1日当たり10億時間に上るという。


2020.04.24 Fri posted at 15:15 JST
ソースに動画あり
https://www.cnn.co.jp/tech/35152910.html