22日放送のTBS系「news23」(月〜木曜・後11時、金曜・後11時半)で、政府の緊急経済対策について特集した。

 番組では、予算が新型コロナウイルス感染の終息後を見据えた「Go Toキャンペーン事業」に1兆6794億円が計上された一方で厚労省がマスク、消毒液、人工呼吸器の確保やワクチン・治療法の開発促進のための感染拡大防止や医療体制の整備に6695億円が計上されていることを指摘した。

 「Go Toキャンペーン事業」は、終息後の国内旅行の半額補助クーポン、飲食店の割引ポイントなどで、アンカーでジャーナリストの星浩氏は、この事業について「官僚と話をしたことがあるんですけど、私思わず『あなた方正気ですか?』と言ってしまったんです」と明かした。

 その上で「言ってみれば今火事が燃えさかっているのに、火事が収まった後の宴会の話をしているようなもの。いくらなんでも火事を収めるのが最大の仕事なので、こういうお金があるなら、医療とか現在の手当、給付に回すべき」と提言していた。

報知新聞社
4/23(木) 6:10
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