インフルエンザウイルス自身が肺炎を引き起こすことは多くないが、
インフルエンザに引き続いて発症する肺炎(二次感染)が危険。
二次感染の肺炎は、インフルエンザが治癒したと思えたころに発症する。
二次感染は重症化しやすく、インフルエンザで死亡する人のほとんどが肺炎によるもの。
かつてスペインかぜにより、全世界で約4000万人の命が奪われた。その死亡例の多くは、二次感染による肺炎といわれている。