ロシアのロコモティフ・モスクワは20日、DFインノケンティ・サモフヴァロフが死去したことを発表した。22歳だった。

ロコモティフ・モスクワのユースで育ったサモフヴァロフは、同クラブのセカンドチームにあたるカザンカ・モスクワ(3部)で2018年からプレーしていた。
サモフヴァロフは、新型コロナウイルス禍における選手隔離措置を受け、自宅での個別トレーニングを実施していた中で体調不良に。
妻と息子を残し、そのまま帰らぬ人となったとのことだ。

カザンカのコーチを務めるアレクサンダー・グリシン氏は、ロシア『RIA Novos』に対し、「医師は我々に対し、死因は心不全だと言っていた。
医師の下での練習許可ができていればこんなことは起こらなかったかもしれないのに」と話したとのことだ。

ロコモティフ・モスクワは公式サイトを通じて、「サモフヴァロフは親切で思いやりのある人間だった。我々は今、とてもショックを受けている。
彼の家族と友人に哀悼の意を表する」との声明を発表している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200421-00010012-goal-socc