まずは無観客―。ドナルド・トランプ米大統領は16日、毎日行っている新型コロナウイルス対策の記者会見で、無観客でスポーツが再開されるとの見通しを語った。ただし、再開時期は明言しなかった。米放送局FOXビジネス(電子版)が報じた。

「多くは無観客での、テレビ放送用のスタートとなるだろう。古き良き時代のテレビ放送用だ。
そこからファンが来始める。たぶん一席おきに離され、そこから最終的にはアリーナを満員にしたい。
ウイルスが去れば、アリーナは満員御礼となり、あるべき形でスポーツを再び楽しめるようになるだろう」

 トランプ大統領は各スポーツ界から首脳を招き、「オープン・アワ・カントリー」と名付けた臨時対策に顧問団を形成。
メンバーは15日に初会議を開き、大統領が示した予見を提言した。顧問団の主なメンバーは、NFLからはグッデル・コミッショナーと、カウボーイズのジョーンズ・オーナー、ペイトリオッツのクラフト・オーナー。
NBAのシルバー・コミッショナーや、総合格闘技団体UFCのホワイト代表らも名を連ねる。

https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/CK2020041702100140.html