ラグビー・トップリーグ(TL)の神戸製鋼に所属する元ニュージーランド(NZ)代表のSOダン・カーター(38)が17日、
自身の公式インスタグラムを更新し、「自分を歓迎し、この2年間、ラグビーを楽しませてくれたクラブやファン、仲間に感謝したい」と今季限りで退団する意向を事実上、表明した。

 チーム幹部によると、カーターはすでに帰国しており、去就について交渉は進んでおらず、「話し合いの場を持ちたい」と述べた。
かつての取材に「神戸でキャリアを終えたい」と語っており、現役引退の可能性もある。

 カーターはNZ代表112キャップを誇り、ワールドラグビーの年間最優秀選手に3度輝いた世界的司令塔。
正確なキックを持ち味に2011年、15年のW杯連覇に貢献し、テストマッチ(国際試合)個人通算得点記録を持つ。
昨季に神戸製鋼に加入するとチームを15季ぶり2回目のTL優勝に導き、最優秀選手を獲得した。【長宗拓弥】
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