エンタメ界、「無観客ライブ」で乗り切れるか
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200417-00344647-toyo-bus_all
https://toyokeizai.net/articles/-/344647

関連スレ
【音楽】無観客ライブで負債1000万円超 V系バンドがコロナ自粛で苦悩
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1586751629/

井上 昌也 : 東洋経済 記者

4月17日 5:01配信

「音楽業界ではイベントが中止になり、売り上げはゼロどころかマイナスだという声も聞こえる」

安倍晋三首相は3月28日、新型コロナウイルスに関する記者会見で、エンターテインメント市場の落ち込みについて言及した。
その言葉通り、エンタメ市場は前代未聞の大打撃を受けている。

■ライブ・エンタメ市場は4割減

チケットサイト「ぴあ」傘下のぴあ総研による調査では、3月23日時点で中止・延期などによって
売り上げが減少した音楽コンサートやスポーツなどの公演・試合数は8万1000本にのぼった。
仮に5月末まで公演や試合の自粛が続くようであれば、
現在中止になっているものも含め15万3000本もの公演・試合の中止もしくは延期が見込まれるという。

2018年の音楽コンサートや演劇(スポーツ等は除く)などの公演数は12万8084本となっており、
その影響の大きさがうかがえる。中止・延期が5月末まで続くとなれば、
最大で3300億円の売り上げ減少が見込まれる。
これは2019年の市場規模が推計9000億円とされるライブ・エンタメ市場の4割近くに相当する。

6月以降の公演でも中止となっているものが多くあり、影響はさらに大きくなっている。
2020年の歌舞伎界の目玉公演と言われ、5〜7月に開催される予定だった「十三代目市川團十郎白猿襲名披露」なども延期となっている。

当然、各社とも手をこまねいているわけではない。コロナ対策の一つとして注目を集めているのが無観客ライブだ。

ネット配信を活用すれば、ライブ会場に観客を集めなくてもライブを行うことができる。
人気アイドルグループの乃木坂46は3月7日、国立代々木競技場第一体育館でのライブを中止。
その代わりに、ライブで歌う予定だった演目をライブ配信アプリ「SHOWROOM」で生配信した。
「当日は40万人を超えるファンに視聴いただき、(ライブの)疑似体験が好評だった」(SHOWROOM広報担当者)。

中略

■出演者のリテラシー不足が壁に
ただ、ライブ配信の普及には障害もある。「ライブ配信をまだやったことがない企業などは
導入に心理的ハードルを感じている。大物歌手から直接ライブ配信を実施したいという相談もあるが、
事務所側が(配信方法がわからないなどを理由に)難色を示すケースもある」(小野社長)。
いわば、出演者のリテラシー不足が普及の壁になっているのだ。

こうした悩みはライブ配信サービスを提供する企業にとって共通の課題だ。
新型コロナウイルスの感染がさらに拡大すれば、出演者自身が外出できなくなることも想定される。
SHOWROOMの広報担当者は「配信者が外に出たり、無観客ライブを行うことが難しくなった際に、
自宅からも配信できる状況を作ることが重要」と指摘する。

他長いのでソース