スペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス会長とアンドリュー・カンプス書記長が、公文書偽装の疑いで起訴されたとスペイン全国紙『ABC』が報じた。

疑惑は2019年6月、ルビアレス会長がRFEFの総会に臨時メンバー19人を追加することを提案したことに端を発する。同会長は、この19人へ2020年の会長選挙の投票権を与え、自身の立場を強化する目的があったと見られているが、この要求はスポーツ裁判所(CAS)に却下された。

その後、スペイン政府のスポーツ庁(CSD)は“疑惑”の期間を与え、RFEFは12月に今度は臨時メンバーを19名から5名に減らすことを提案。これはスペイン政府のスポーツ庁(CSD)から、12月16日の議会に間に合うように“記録的な速さ”で認可されたという。なおルビアレス会長とカンプス書記長は、この提案が6月の議会で承認されたとみなしており、議論もされていないようだ。

だが『ABC』によると、CSDが提案を認めたとされる書類は偽装されたものだったという。ルビアレス会長は公文書偽装容疑がかけられており、マドリード裁判所へ5月21日に出廷を命じられたようだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-00010003-goal-socc