TBSは14日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、生放送を除く、ドラマ、バラエティー番組のロケやスタジオ収録の見合わせを5月6日まで延長することを発表した。
既に4日から19日まで2週間の見合わせを発表しており、「緊急事態宣言やその後の状況を勘案し、延長いたします」と延長を決めた。また、出演者を隔てたリモート収録などについて
実施を検討している。

 TBSの4月クールの連続ドラマは2013年の最終回に平成歴代1位の視聴率42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークした日曜劇場「半沢直樹」の“続編”が
7年ぶりに復活することで注目が集まっていた。「半沢―」は2月23日にクランクイン。収録見合わせ開始までに、既に3週分の収録を終えているという。既に1日に「半沢直樹」
(19日開始予定)を含む今クールのドラマ3番組の初回放送延期を発表しており、放送開始は「未定」としていたが、今回の収録見合わせの延長で、プランの大幅な見直しが迫られることになる。

 関係者は「(今回の延期で)ギリギリ。これ以上、収録ができない期間が増えると厳しい」と漏らす。それでもコロナ感染が収束し、安全性が確保されなければ、収録再開に
踏み切れないのも事実で、苦しい決断を迫られそうだ。

報知新聞社

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