高校野球の強豪である島根県の開星の前監督ら指導者の男性教職員3人が部費や遠征費を私的に流用していたことが13日、分かった。

3人は保護者の求めに応じ約300万円を返済し、前監督は3月末で退職。

後任に「腹切り発言」で有名な野々村直通監督(68)が8年ぶりに復帰していた。

同校は甲子園に春夏計13回出場し、DeNAの梶谷、阪神・糸原らプロも輩出。
流用は18年8月〜20年3月で私的な飲食や交遊費に使ったとみられる。
架空の領収書を入手して決算書のつじつまを合わせていたが、3月の指導陣交代に伴う会計チェックで発覚した。

保護者側は3人と示談で合意した金額が返済されたことで警察への被害届などは見送る方向。
前監督は取材に対し「部費を一部私的に利用したのは事実で申し訳ない」と話し、学校側は「コメントできない」としている。

▼開星・野々村直通監督 8年間学校にも行っていなかったので知らなかった。
(前監督は)いろんな人に世話になったのに何でも自分一人でできると勘違いしたのかな。
本当に情けない話だが、生徒たちに罪はないので明るいニュースを届けられるように頑張りたい。

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4/14(火) 5:30配信