風俗嬢やキャバ嬢は給付金をもらえるのか?

政府は7日にも緊急経済対策を決定し、所得減少世帯に対し、現金30万円を支給する方針だ。

政府の原案によると、給付対象となるのは、新型コロナウイルスが感染拡大した今年2月以降、世帯主の月間収入が1月以前と比べて減少し、年間ベースの収入が個人住民税(均等割)非課税の水準となる世帯。または年収が半分以下に減少し、個人住民税が非課税水準の2倍以下になる世帯が対象だ。単身者世帯では年収100万円以下が住民税非課税となる。

そんな中、西村康稔経済再生相は5日、フジテレビの番組で、休校措置に対応した保護者向けの助成金とは異なり、風俗業などで働く人も対象から除外しない方向であることを明らかにした。

同氏は出演者から「接待飲食業、風俗業の人も大丈夫なんですね?」と問われ、「そういう方向で考えてます。生活に困っている人には全て届くように考えてます」と述べた。

コロナ禍でキャバクラやナイトクラブ、風俗店などが、客足激減により甚大な被害を受けているのは周知の通り。西村氏は現金給付の対象をそうした店で働く従業員にまで広げた形だが、これに「ダウンタウン」松本人志(56)が異論を唱えた。

5日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で「水商売のホステスさんが仕事休んだからといって、普段の(ホステスが)もらっている給料を我々の税金では、俺はごめん、払いたくないわ」とコメント。

「高須クリニック」の高須克弥院長(75)も6日、松本の発言がネット上で賛否を呼んでいることについて、ツイッターで「何で物議になるのか?」と投稿。

続けて「僕だって、僕の税金から払ってもらいたくない。何がいけない?」とつづった。

ネット上では松本の発言に「仰る通り。支給先にも優先順位がある」「反社会的勢力の新たな資金源になりそう」など賛成意見もある一方で「ひどい言い草。平等に扱ってあげないとかわいそう」「夜の店に補償してあげないと、クラスター感染が続くと思う」と批判の声も上がっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00000022-tospoweb-ent
4/6(月) 15:00配信