元ドイツ代表のFWミロスラフ・クローゼ氏(41)がバイエルンのアシスタントコーチに就任するようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。

現役時代にカイザースラウテルン、ブレーメン、バイエルン、ラツィオでプレーし、ドイツ代表ではワールドカップ(W杯)の通算ゴール数で歴代最多得点者となるなど、世界屈指のストライカーとして知られたクローゼ氏。2016年の現役引退後、ドイツ代表のスタッフの一員として指導者のキャリアを歩み始め、2018年5月にはバイエルンのU-17チームの監督に就任した。

先日、2023年までの契約延長が発表されたハンジ・フリック監督は、トップチームに就任した昨年11月にもクローゼ氏をアシスタントコーチに推薦したとされている。両者はドイツ代表においてアシスタントコーチと選手という関係で8年間共闘しており、2014年にはワールドカップを制覇している。

一度フリック監督からの誘いを断ったクローゼ氏だが、U-17チームとの契約が2020年6月に満了すること、そして最近コーチングのS級ライセンスを取得したことから、この度指導者としてのキャリアアップを決心したようだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00372862-usoccer-socc