広島に加入したFWエゼキエウが受けた日本の印象「赤信号で道路を横断したりしない」

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現在、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、Jリーグを含む各国のリーグが中断している。そんななか、今季からサンフレッチェ広島に加入したブラジル人MFエゼキエウはブラジルメディアのインタビューに応じ、「教育の面で、ブラジルは日本よりずっと遅れている」と日本の印象を語った。

 中国・武漢が発生源とされる新型コロナウイルスは、いまや全世界で猛威を振るっている。Jリーグは2月22日と23日に各カテゴリーの開幕戦を消化。広島はJ1開幕戦の鹿島アントラーズ戦で3-0と快勝したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、最終的にJリーグは開幕戦直後にリーグ中断を余儀なくされた。J1は5月9日に再開予定だったが、それも白紙に戻っている。

 チームに合流したばかりのエゼキエウは開幕戦でベンチ外となったが、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」はエゼキエウのインタビューを敢行。新型コロナウイルスの影響について「妻が3月に来日する予定だったが、叶わなかった。僕は孤独で難しい状況だ」と心情を吐露した一方、日本の印象についても語っている。

「(新型コロナウイルスの)問題はあったけど、自分は日本にうまく順応できている。最初は料理や収監、規律が難しかったね。教育の面で、ブラジルは日本よりずっと遅れていると感じた。ここでは、道にゴミを投げ捨てはしないし、赤信号で道路を横断したりしない」

 エゼキエウは日本の文化に感銘を受けている様子で、「日本人は(ブラジル人よりも)かなり先にいるよ」と答えていた。爆発的なスピードを武器とする22歳の新鋭アタッカーは、Jリーグに旋風を巻き起こすことができるのか、リーグ再開後はそのパフォーマンスに注目だ。

4/5(日) 19:30配信 フットボールゾーン
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