>午後2時頃、私がご自宅に到着すると、サチュレーション(酸素飽和度)がかなり
>下がっていて、すぐに救急車を呼ばなければならない状態でした。
>毎分10リットルの酸素を吸入しながら病院に直行しました

主治医が診た時点で、急性憎悪の状態だったんだね。
3月30日の日本感染症学会のホームページに、5リットルの酸素投与の時点で
ぜんそく治療薬シクレソニド(商品名:オルベスコ 帝人ファーマ)を投与して、
5日後に酸素不要となった事例(大阪急性期・総合医療センター)が出ていた。

入院時より低酸素血症状と考えられ、2L 酸素投与を開始するとともにシクレソニド
400μg 吸入 1 日 2回を開始した。入院 4 時間後には必要酸素量が増加し、SpO2
95%以上を保つために 5L 酸素投与が必要な状態まで急速に増悪を認めた。
当初 12 時間間隔で吸入予定であったシクレソニド吸入間隔を短縮し、入院当日のみ
8 時間間隔で吸入する方針とした。以後、酸素化低下の進行は認めず、第 2 病日
には必要酸素量 4L、第 4 病日には 2L まで酸素投与量を減じることが可能となり、
第 5 病日には酸素投与の終了が可能となった。PCR 検査の連続した陰性を確認し、
第9 病日に退院となった。
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_casereport_200331_5.pdf