http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/86421/2

テイラー・スウィフトが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で職を失うなどして生活に困っているファンに、個人的な刺激策として一人当たり3,000ドル(約33万円)を送金したことが明らかになった。

米ビルボードが確認したところによると、2020年3月25日に少なくとも10人のファンがテイラーからの援助を受けている。

その一人、サマンサ・ジェイコブソンは、米フロリダ州にあるディズニー・ワールドのバーでカクテル・サーバーとして勤務していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で休業が決まったため失職してしまい、30日以上収入がない状態が続いていた。

自身の現状についてツイートしていた彼女は、テイラーのアカウントから、「サマンサ、請求書が積み上がってストレスを感じているというあなたのツイートを見たよ。何か力にならせて」という内容のダイレクト・メッセージを受け取ったことを、DMのスクリーンショットと共に、“こんなことがあるわけない”“震えが止まらない”“涙が止まらない”などと興奮気味にツイートしている。

テイラーは彼女に送金方法を尋ねており、その後サマンサは、Taylor Nation, LLCから“大好きだよBUDDY(友達)、ハグも送るね”という一文と共に3,000ドルが本当に振り込まれたことを報告している。サマンサは昔からテイラーの大ファンで、本人と直接対面したこともあるらしく、「初めて会った時も彼女は私を“BUDDY”って呼んでくれたんだよね」と感激している。

バーナデットという名の別のファンも25日、テイラーのアカウントから送信された同様の内容のDMのスクショを公開し、「地球上で一番好きな人がカジュアルな感じで“バーニー”って呼んでくれたとき」と、こちらも興奮気味に感謝を綴っている。

また、Tumblrでファンの窮状を知ったテイラーが手を差し伸べたケースもあるようだ。

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