2020.3.27 14:15
https://www.sanspo.com/baseball/news/20200327/mar20032714150003-n1.html

ロッテのドラフト1位ルーキー佐々木朗希投手(岩手・大船渡高)が27日、ZOZOマリンスタジアムで行われた練習で
2度目の打撃投手を務め、初めて変化球を交えて40球を投じた。
直球は平均球速が150キロを超え、最速は球場表示で156キロをマーク。
安打性の当たりは2本にとどめたが「思うように操れない球もあった。いい球を増やせるようにしていきたい」と課題を挙げた。
序盤はフォークボールの制球が定まらなかったものの、終盤にかけてスライダーを含めて低めに集めた。
マウンド上できっちりと修正し「失投が許されない世界だと思うので、そういうことを100パーセントに近い形に
 できるようにしたい」と旺盛な探究心をのぞかせた。
スライダーは直球と同じ軌道から打者の手元で曲がり、打者を幻惑。
井口監督は「スライダーと分かっていながら、手が出ない時があった」と絶賛した。
4月3日にシート打撃に登板する予定。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、28日から3日間は1軍の練習がなくなった。
注目のルーキーは「気持ちを切らさず、できることをやりたい」と落ち着いた表情で話した。

https://www.sanspo.com/baseball/images/20200327/mar20032714150003-p1.jpg
ロッテ・佐々木朗