U-23日本代表FW食野亮太郎が所属するハーツは、ダニエル・シュテンデル監督が当面の給与全部の放棄を申し出たようだ。本人がドイツ紙『ビルト』で明かしている。

新型コロナウイルスの影響でシーズン中断の状態が続くヨーロッパだが、それによって各クラブの経営面への打撃は計り知れず。スコッティシュ・プレミアシップのハーツも、オーナーのアン・バッジ氏が先日、選手やスタッフに対して、できる限りの雇用を守るために50%のサラリーカットを求める意向を公表していた。

しかし、昨年12月にハーツ指揮官に就任したばかりのシュテンデル監督は、給与の100%放棄を申し出たことが明らかに。ドイツ人指揮官は『ビルト』で「私も富裕層ではないし、家族もいる。だが、模範を示したい」とその決断を説明。「50%のサラリーカットが非常に大きい従業員に比べて、我々はとてもいい給料をもらっているのだからね」と語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200321-00010005-goal-socc