大規模なイベントに対して続く、自粛要請。
そんな中、6,500人を集めて行われた、「K-1 WORLD GP」に非難の声が上がっている。

さいたまスーパーアリーナで、22日に開催された格闘技イベント「K-1 WORLD GP」。およそ6,500人の観客が来場した。

埼玉県・大野元裕知事「法的にも止める権利もないので、ご協力をいただきたかったというふうに考えており、その点は残念です」

県や国は、イベント開催の自粛を求めてきたが、そうした声を振り切る形で大会は決行された。

国・県 K-1主催者「いろんな、そういったご意見があるのはもちろん理解していますけど、
われわれとしては会場さんと話して、一番できる最大限の予防策、対応策を講じているので、大会をやろうと思っています」

主催者側は、県の要請に従い、入場者の中から感染者が出た際に追跡調査ができるよう、チケットに連絡先を記入することを求めた。
また、会場の入り口ではマスクを配ったほか、体温も確認。会場内の換気などの対策を講じたという。

観客は「ところどころにアルコール消毒が全部置いてある」、「退入場するたびに毎回アルコール消毒」、
「立ち上がらないでください、観戦静かに見てくださいというアナウンスが2試合に1回くらい流れていた」などと話した。

感染拡大が懸念される中での開催強行。

一夜明けた23日、ある政府関係者は、「あり得ないよ。国賊だろ。責任取れるのか」と、強く非難。
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