お笑いタレントの土田晃之(47)が22日、ニッポン放送「土田晃之 日曜のへそ」(日曜正午)に出演。ネットで話題となり、20日に最終話を迎えて完結した、漫画「100日後に死ぬワニ」について言及した。

 「『100日後に死ぬワニ』が一昨日、100日になった。あれ、事故なんだよね。はっきりは言わないけど」と切り出した土田。同漫画が“100日目”を迎える20日に日本テレビ系の情報番組「スッキリ」(月〜金曜前8・00)で取り上げられたことを振り返り、「街頭インタビューしてる時に、女の子とかが『切なくなっちゃって、あと1日で死んじゃうから、ワニに教えてあげたい』的なニュアンスのことを言ってたんだけど『それは、あなたにも言えることなんだよ』って」と語った。

 続けて「『100日後に死ぬワニ』は、死に方がどうこうじゃなくて、みんな人間は、急にいつ死ぬか分からないわけだから。だから、日々大事にした方がいいよってお話だろうから」とコメント。

 「最初の頃は笑えたじゃない。『映画面白かったなぁ』『2があるらしいよ』『2見たいな』『死まであと何日』みたいな。で、あとはフワッフワの布団を電話かなんかで頼んだら、『1年待ちです』『来るの楽しみだなぁ』『死まであと何日』みたいな」と“100日目”になるまでに描かれていた日常を回顧し「笑えたけど。でも、冷静に考えたら、俺とかもそうだもんな。ひょっとしたら、今日の帰り、事故に遭うかもしれない。ウォーキングしてんのに、大病になるかもしれない。あんなに人間ドックとか行って、食べ物とか気をつかってるのに」と、いつ、運命は誰にも分からないと話した。

 最後はあらためて「そういうのもあるからなって。だから、一日、一日、頑張っていこうねってことだから」と言い、「そういう意味では良い作品だったんじゃないかなぁって思います」と称賛して締めくくった。

2020年03月23日 11:50
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