2020年03月17日23時13分 時事通信
https://www.jiji.com/sp/article?k=2020031701215&;g=spo

【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は17日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて延期や中止の懸念が高まっている東京五輪について、各国際競技団体(IF)との臨時電話会議で、予定通りの開催を目指す方針を改めて示した。出席者が明らかにした。

 東京五輪予選を兼ねる大会の中止や延期が相次ぎ、各競技で五輪代表争いに混乱が生じている事態を受け、IOCはこの日、臨時理事会を開催。各IFや各国内オリンピック委員会(NOC)に対し、情報を提供する電話会議を開くことを決めていた。

 既にIOCに対して五輪予選の手続きを変更するよう求めているIFもあり、7月24日の開幕が迫る中、IOCは早急な対応を迫られている。