2020年03月12日 18時00分
http://npn.co.jp/article/detail/200002135

12日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ系)での本村健太郎弁護士の発言が、視聴者の間で話題になっている。
新型コロナウイルスの猛威は世界中に広まり、日本でも政府からの大規模イベント自粛延長要請を受けて11日に東京ディズニーリゾートが
4月上旬まで、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンも22日までの臨時休業をそれぞれ発表するなど余波が続いている。
スポーツ界でも第92回選抜高校野球大会(19〜31日開催予定)が11日に、海外でもカナダのモントリオールで行われる予定だった
世界フィギュアスケート選手権(日本時間16〜23日)が日本時間12日にそれぞれ中止が決まるなど、影響が広がっている。
日本時間の12日午前1時ごろには、WHO(世界保健機関)のテドロス・アダノム事務局長がスイス・ジュネーブで記者会見を開き、
新型コロナウイルスの感染拡大をパンデミック(世界的大流行)と評価した。
感染症をめぐるパンデミック宣言は2009年の新型インフルエンザ以来11年ぶりとなる一方、テドロス事務局長は
「感染拡大を制御することは可能」とも語り、各国への対策強化も呼びかけている。
『ミヤネ屋』のスタジオでもWHOのパンデミック宣言を取り上げていたが、話を振られた本村弁護士は新型コロナウイルスの
流行によりWHOの存在意義が疑われると危惧し、「こんなタイミングで今さらパンデミックと言われても、意味ないじゃないかって
 いう気がしてならない」と怒りをあらわに。
パンデミック宣言の前から各国が新型コロナウイルスへの対策を独自に進めていたことを挙げ、「WHOは今まで何やっていたんだ」と
対応の遅さを指摘した。