【芸能】「負けると分かっていても戦う」―橋本愛が紡ぐ希望 <インタビュー>
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3/7(土) 20:15 ザテレビジョン
「負けると分かっていても戦う」―橋本愛が紡ぐ希望<インタビュー>
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200307-00226070-the_tv-ent
「連続ドラマW パレートの誤算 〜ケースワーカー殺人事件」主演の橋本愛
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「同期のサクラ」(日本テレビ系)、「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」(NHK総合)など話題作への出演が相次いだ女優・橋本愛。ドラマや映画で独自の存在感を発揮しつづける彼女がこの春主演を務めるのが「連続ドラマW パレートの誤算 〜ケースワーカー殺人事件」(毎週土曜夜10:00-11:00 WOWOWプライム)だ。ドラマの企画書を読んだとき「運命を感じた」と語る橋本。「生活保護」「貧困ビジネス」など複雑な社会問題を描き出す本作を通じて、彼女が紡ぎ出す希望とは? 作品に込めた想いを語ってもらった。
■ 「希望を持って生きることが大事」ということを見せられたら
本作は柚月裕子の同名小説をドラマ化。橋本は、市役所の新人嘱託職員で、信頼していた先輩の死をきっかけに、福祉や市政、医療を取り巻く町の闇に巻き込まれていく主人公・牧野聡美を演じる。本作の一つのテーマとなるのは、生活保護受給者と直接向き合う「ケースワーカー」の仕事。聡美は、迷いを抱えながらも同僚の小野寺(増田貴久)とともに、多くの受給者たちに向き合っていく。
タイトルの由来となっているのは「組織では全体の約2割の人間が大部分の利益をもたらしている」と提唱した経済学者、ヴィルフレド・パレートによる「パレートの法則」。タイトルの「パレートの誤算」には「誰もがいつでも“8割”の方に転落する可能性があり、そこから這い上がる人もいる。だからこそ、弱者を弱者と切り捨ててはならない」という、生活保護をめぐる構図に対する警鐘が込められている。
――原作を読まれた感想は?
ものすごく面白くて、特に後半はページをめくる手が止まらなくなりました。生活保護であったり、社会の難しい隙間みたいなところを描きながらも、人としてのあり方であるとか、どう生きるかということを、ものすごく前向きに、希望を持って描いていて、これはちゃんと届けたいなと思いました。
もちろん、生活保護の良くないニュースがあったり、綺麗ごとが通用しない部分というか、希望を見せたところでお花畑だっていう言い分もあると思います。でも、理想通りにいかないことも分かった上で、希望を持って生きることが大事なんだということを全5話かけて、聡美ちゃんを通して見せられたらなと思います。
――今回、NEWSの増田貴久さんと初共演です。
増田さんは、原作で小野寺さんから受けた印象にすごく近いなって思いました。小野寺さんと聡美の関係性はすごく流動的で、シーンによって心の距離感が全然違っていて。毎回現場に立って出てくる感情が違うので、すごく面白いです。「バディ」ってこういう感じなのかなと思って楽しんでいます。
――橋本さんが感じる主人公・聡美の魅力はどんなところですか?
自分が信じる確固たる物がある、ものすごくえらい女の子で、到底同い年とは思えないです。聡美ちゃんの行動力も精神力も、人に対してや社会に対しての怒りから来ていると思うんですよ。その怒りを持てること自体尊敬するし、自分と共鳴する部分があります。自分の身の危険も顧みずにここまで突き進んでいくパワーは国の宝だなって思います、架空のキャラクターですけど(笑)。こういう人に私もなりたいし、こういう人を大事に育てていけるような国になればいいなって、大きな夢を持ちながら演じています。
――橋本さんと聡美で特に共通する部分はどんなところだと思いますか?
聡美ちゃんほどの強さは持ち得ていないですけど、持っている怒りの感情だったり、絶対に報われないって分かっていることへの姿勢は共通するのかなって思います。答えの出ない問題とか負けが見えているものに対して、「戦う」か「戦わない」かの選択肢があると思うんですよ。負けると分かっているなら「戦わない」選択肢をとる人がほとんどだと思うんですけど、それでも戦うんだという意思を持っているところはすごく共鳴するなって思いました。 ――たとえ報われなくても、自分の中の正義を曲げないで戦うと。
そうですね。例えば、ざっくりいうと完全な世界平和って無理じゃないですか。だけど、無理だと分かっていてもやることの大切さを知ってしまったからには、やらない選択肢がないというか。そもそも私も戦わない側の人間で、やらないことのつまらなさを知っているし、どうしようもなさを体験したので、それはもういいなって思っています。
■ 「高速で動く換気扇を突き破ってきた感覚」
――ドラマの主演が発表された時、橋本さんは「どうか、希望の光へ一人でも引きずり込めるように、頑張りたいと思います」とコメントを出されていました。お話を聞いていても、橋本さんからは演技を通して「苦しんでいる人を救いたい」「希望を見せたい」という気持ちが伝わってきます。
そうですね。もともと「2:8の法則」は高校生くらいから考えてきたことで、今回の企画書を読んで、同じことを考えていることにすごく運命を感じました。不勉強で、すでにこの世にあったことにびっくりしたんですけど。
自分の中では、ほぼ当たり前の思想になっていたので、私だからこそ出来ることがあるかもしれないと思いました。もともと私は8割側にいて。もちろん、今もある視点においては8割側にいると思うんですけど。でも、8割側にいた時、私はずっと2割側に憧れていて、ものすごく輝いて見えていたんです。
それで、ものすごく頑張ったというか、2割側に行けるように色々やって、やっとその景色を見ることができた時に、絶対こっち側の方が面白いなって感じて。今、もがき苦しんでいる人に教えたいというか、求めている人に「こっちにおいで」って言えるようなことをやりたいし、それが出来る作品だと思っています。
このドラマでも2割側の人が8割側に行ったり、8割側の人が2割側に行ったり、移動について描いています。私は、自分にとっての8割側から2割側に行くためには、ものすごく高速で動く換気扇を突き破ってきたみたいな…分かりますか?(笑)
――痛みを伴いながら成長してきたというか。
そうです、ゴゴゴゴって(笑)。木っ端微塵になるような関門を通ってきてやっと行けた感覚があって。その関門を苦しみながら通らないと辿り着けない桃源郷みたいなものがあって、そこはものすごく美しいんだって思ったので、自分の生き方を通してそれを伝えたいという気持ちがあります。この作品でも「そっち側にいってみたいかも」と思ってもらえたらいいなって思います。
■ 「2:8の視点を持つことで優しくなれた」
――高校生のときに「2:8の法則」を見つけたとのことですが、どんなキッカケで気づきましたか?
最初は日本列島で気づいたのかな…(笑)。東京とそのほかの地を分けると「いろんなことを含めたら2:8くらいかな」と思ってから腑に落ちることが多くて。そうやって考えることで「どうせ2:8だからこれでいいじゃん」っていう安心感を得られました。
――物事をとても客観的に見ている高校生だったんですね。
主観で見ることってすごく怖いじゃないですか。臆病だからこそ見つけられたんだと思います。俯瞰で「だいたい2:8になってるのかな」という視点を持つことで優しくなれる感覚がありました。
――「2:8の法則」を見つけることで、8割側にいることに安心感を得たり、人に対して優しくなれたという意味では、橋本さんは、最初から「パレートの法則」を“誤算”していなかったんですね。
そうかもしれない。もともと聡美ちゃんが物語を通して到達する思想を、自分が生きてきた24年間の中で得ていたから心根伝えられると思ったし、逆に聡美ちゃんがそれを持っていない状態に自分を近づけていくのは掘り下げが必要でした。でも結局、最後に聡美ちゃんと私が集合するので、その思想を語るために全部のシーンを生きようと思いました。 「出る前に負ける事考えるバカいるかよ」( ・д・)⊂彡☆))Д´) 8割の方が少しずつ金出してるから
2割が輝けるんじゃないのか >>1
コレ読むとうすーいドラマに思えるんだが
日本の俳優や脚本はこういうのが限界なのか >>9
男は負けると判っていても、戦わなくてはならない時がある、今がその時だ! いろいろ言葉を紡いでもダメ。頭でっかちで面白くもなんともない
演技は感性。感性が優れてないとダメ。それは天性のものだから磨くことができない。
だから俺は東映チャンネルを見て、昭和の映画を見てる。昭和の映画は面白い。 >>15
JCの頃ね
10代で完成系の人は二十歳過ぎたら壊れてくる
夏帆も戸田恵梨香も能年玲奈も10代はほんと可愛かった >>23
仲間由紀恵みたいに10代では丸顔なぐらいが2-30代でちょうどよくなる感じ 働かないふたりを実写化するなら松山ケンイチと共演して欲しい女優さん アイドル女優でもないと思うけど、いまだにそういうファンが多い不思議な女優 橋本愛主演で連続ドラマとは、WOWOWもチャレンジャーだねえ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています