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覚せい剤取締法違反などの罪で逮捕、起訴されたシンガー・ソングライターの槇原敬之被告(50)が6日、警視庁湾岸署から保釈された。保釈保証金は500万円。槇原被告の左手薬指には指輪が光っていた。

槇原被告は午後7時、正面玄関から姿を現した。グレーのスーツに白いシャツ、黒っぽいネクタイ。トレードマークのひげは伸びたままだった。報道陣の前に歩んで「関係者の皆様、そしてファンの皆様に多大なるご迷惑、そしてご心配をおかけしましたことを、ここに深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

槇原被告はその間、両手を前で組み合わせた。左手薬指には銀色の指輪が光っていた。約10秒ほど頭を下げ後、迎えに来た黒のワゴン車に乗り込んだ。

槇原被告は先月13日に逮捕され、今月4日に起訴された。

起訴状によると、槇原被告は2018年3〜4月、使用していた東京都港区のマンションで危険ドラッグ「ラッシュ」約64・2ミリリットルと覚醒剤約0・083グラムを所持。今年2月には、東京都渋谷区の自宅でもラッシュ約3・5ミリリットルを所持したとしている。

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2020年3月6日 19時25分 デイリースポーツ