覚醒剤を所持していたなどとして起訴された歌手の槇原敬之被告が勾留されていた警察署から保釈されました。保釈に際して「多大なるご迷惑ご心配をおかけし深くおわび申し上げます」と述べました。

保釈された歌手の槇原敬之被告(50)は、6日午後7時、勾留されていた東京湾岸警察署から22日ぶりに釈放されました。

スーツ姿でネクタイを締め、正面玄関から出てきて「このたびは関係者の皆様、そしてファンの皆様に多大なるご迷惑そしてご心配をおかけしましたことをここに深くおわび申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と述べました。

そのうえでおよそ10秒間深々と頭を下げ、迎えの車に乗り込みました。

警察署にはおよそ100人の報道関係者のほか、多くのファンも集まり、「がんばれ」という声も上がっていました。

槇原被告は、おととし東京・港区のマンションで覚醒剤と危険ドラッグを所持したほか、2月にも東京・渋谷区の現在の自宅で危険ドラッグを所持したとして4日、起訴されました。

弁護士からの請求を受けて東京地方裁判所が保釈を認める決定をしていて、保釈金500万円を納付したということです。


2020年3月6日 19時15分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200306/amp/k10012317941000.html