現在闘病中のフリーアナウンサー笠井信輔が4日ブログを更新。テレビ番組の記者や取材リポーターについて、東日本大震災での経験を交え、マスクを着用すべきと持論を展開した。


■「震災と感染…」

笠井アナは「震災と感染…報道陣のマスクとヘルメット」と題して「現場で取材する記者・リポーターは皆マスクをした方が良いのではないでしょうか?」と投稿した。

しかし取材者だけがマスクをしていると「皆マスクを買えないのに、報道陣は恵まれている」「感覚を疑う」とクレームを送ってくる視聴者も、一部存在するだろうと指摘した。

■「報道陣のマスクは震災時のヘルメット」
その反論として笠井アナは「報道陣のマスクは震災時のヘルメットだと思っています」と持論を展開。

「ヘルメットを脱ぎ怪我をした場合、被災者に迷惑をかけてしまう。だからいくら視聴方が不自然・おかしいと思っても、記者が被災地でヘルメットを取ることはありません」「我々報道陣が、現地の人に、取材相手に、コロナをうつすことがあっては絶対にいけないのです」と綴った。

■アスリートのインタビューでも
さらに続けて「オリンピック・アスリートやプロ野球選手に単独インタビューする姿が放送されていますが、やはり、マスクをしていない記者やリポーター、アナウンサーがいます。ハラハラしながら見ています」と率直な気持ちを明かした。

■「絶対に必要だからする」

笠井アナは最後に「報道陣のマスクは、優遇されているわけではありません。絶対に必要だからする。そう理解してくださるとうれしいです」と読者に呼びかけた。

投稿のコメント欄には「確かに。移さないためのマスクと考えるのが合っていますね」「自分がいつ保菌者になってるか分からないですし、外でインタビューやリポートする人はマスクしてほしいですね」と賛同する声が集まっている。

https://news.nifty.com/article/item/neta/12189-20162270400/
2020年03月04日 19時00分 しらべぇ