女優・創作あーちすととして活躍するのんが、3月12日に NHK Eテレが放送する「素顔のギフテッド」（午後10:00〜10:49）で、番組ナビゲーターとナレーションを務めることが明らかになった。

　先天的に、平均よりも高度な知的能力を持った人々を意味する“ギフテッド”。数学が得意な人、言語の才を持った人、芸術の感性が飛び抜けた人など、生まれながらにさまざまな才能を与えられた彼らの存在は、社会に多くのイノベーションを起こしてきたとされ、日本国内にも、約250万人のギフテッドがいると言われているという。

　NHKは昨年8月に「クローズアップ現代＋」で、国内のギフテッドたちに取材した番組を放送。彼らの多くが、周囲から浮いてしまったり不登校を経験したりと、ギフテッドゆえの生きづらさを抱えていることが浮き彫りとなった。

　生まれながらに飛び抜けた知性や才能を持っていながら、なぜ彼らは生きづらいのか。「素顔のギフテッド」では、7歳から59歳までのギフテッドたちの日常に密着し、彼らの内面を見つめる。さまざまな事情を抱えるギフテッドとの出会いを通じて、のんは「才能があるっていうことは、普通にはないものを持っているっていうこと。大変で辛いときがあるかもしれないけれど、前に進んでみてください。抱えている悩みや苦しみも、生きていく中で明るく消化されていくと思います！」とコメントしている。（編集部・入倉功一）


2020年3月2日 17時39分
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