日本ラグビー協会は21日、2018年にニュージーランドで暴行事件を起こしたW杯日本代表NO8のアマナキ・レレイ・マフィ(30)に処分を下し、所属チームのNTTコムに通達したと発表した

 マフィへの処分内容を「3か月の競技会への出場停止」としながらも「2018年8月23日から同年11月22日までの間、処分対象事実を理由に競技会に出場していないことから、同期間にさかのぼることが相当であるとの判断に至った」と説明した。

 実質的な処分は、2年前に下されたことになり、マフィは先発入りした22日の第6節・ホンダ戦(鈴鹿)も予定通り出場できることになった。

また「ニュージーランドの裁判所において傷害結果は認定されていないこと」など処分を軽減すべき事情が多数あったとも説明した。

 マフィはスーパーラグビーのレベルズ(オーストラリア)に所属していた18年7月に、遠征先のニュージーランドで同僚選手と口論となり暴行した疑いで一時身柄を拘束。一時は代表活動から除外されたが、係争中だった昨秋W杯では代表メンバー入りし、日本の初の8強入りに大きく貢献していた。

2/21(金) 15:43配信スポーツ報知
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