俺は世界でひとつだけの花なんだ!と能天気に肯定してみたところで花屋の売れ残りの花にすらなれない。
無数に生えている雑草の汚い花のひとつであって、愚かで無気力で何の価値もなく、相手にされることもない。
そして買っていかれた花も、短期間のうちに無残に捨てられて終わり。自分では何もできない、それが花。

現実の世界は毎日が争いの場でNo.1にならなければ意味がない。No.1のみが冨も権力も我が物にでき、
No.2では余りもので我慢させられ、それ以下は落ちた切れっぱしをかき集めてかろうじて生きている。

こんな歌を、どうして教育の場で採用しているのかさっぱりわからない。
子供を馬鹿で無気力な底辺に落とす最低の歌だ。