【野球】ノムさんが赤星憲広さんに謝罪したワケ 生涯一野村番記者が明かします
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生涯一野村番記者を自認する私であるが、実は、昨年は6回ぐらいしか会っていない。評論家ノムさんが球場に現れる日を狙い打ちして、私もさりげないふりして球場に足を運ぶ。
「ところで、お前、なにしとんのや？」とノムさんが怪訝そうに尋ねると、私は「極秘の取材がありまして」とはぐらかした。おかしな男だなと思われたかもしれない。
私の狙いは、ノムさんと野球の話をすることもさることながら、その生き様を見ておきたかったのである。84歳になっておぼつかない足取りで球場に足を運び続ける姿が、いつも怠け心に負けてしまう私には刺激的であった。
試合前、東京ドームの食堂で難しい顔で両チームのスタメンをスコアブックに書き込んでいると、ノムさんは私のスコアブックをのぞき込んで「お前のその姿、全然、似合わんな。ふふふ」といたずらっぽく笑った。
図星を突かれた私は「やはり、そうですか？」とスコアブックを閉じて、コーヒーを飲みながらたわいない世間話に花を咲かせた。それが、至極のひとときであった。
東京ドームの関係者用食堂では評論家や報道陣が行き交い、様々な人間模様が展開される。顔見知りの記者が「カントク、お元気ですか？」と声をかける。
これに、ノムさんは「もう、そろそろ、（あの世から）お迎えが来るで。ふふふ」とブラックジョークで答える。現役引退し、評論家となった教え子も入り代わり立ち代わりやってくる。
その日、ノムさんの顔色が変わったのは、赤星憲広さんがテーブルにあいさつに来た時だった。昨年のレギュラーシーズンも終盤に差しかかった頃の話である。
ノムさん「おい、赤星、オレ、お前に謝らないかんと思うてたんや。悪いことしたかなと思うてたんや」
赤星さん「？？？」
ノムさん「いやな。オレがお前をプロに誘ったばっかりに大変な思いをさせちゃったかなあと、ずっと、思うてたんや」
赤星さん「何言ってるんですか？監督。大感謝です。監督に人生、変えていただいたと思ってます！」
ノムさん「そうか…。そう思ってくれてるんなら。良かったわ。お前はもうユニホームを着ないのか？ 体が大丈夫なら、指導者として現場に戻った方がエエで。指導者を経験すると、人間の幅が広がる」
私はひたすら気配を消して2人のやりとりを見守った。テレビカメラが回っているわけでもない。そこは、誰も入り込めない空間であった。
素のノムさんと素の赤星さん。ほんの2、3分の突然の「謝罪劇」だった。
言うまでもなく、赤星さんは2000年の阪神のドラフト4位。打撃が非力でプロから見向きもされなかったが、「9回の代走で使える」と当時、阪神監督ノムさんの鶴の一声で指名。
ノムさんは2001年オフに3年連続最下位とサッチー騒動の責任をとって辞任したが、赤星さんはプロ1年目から5年連続盗塁王に輝き、阪神のスターに。
しかし、体を張ったハッスルプレーがアダとなり、脊髄を損傷。無理をすれば、最悪、命にかかわると医師に指摘され、2009年に9年のプロ生活に別れを告げた。
最後はボロボロになって、志半ばでユニホームを脱いだ赤星さん。JR東日本のサラリーマンのままで安定した生活を過ごせたかもしれない。
オレはアイツを不幸にしたのか？ノムさんは晩年、自問自答し続けたのかもしれない。しかし、命を削りながら太く短く生きた赤星さんは野球人として充実した幸せな9年間だったはずである。
「野村野球」とは「人情野球」と見つけたり。私はずっと思ってきた。毒舌の裏にいつも優しさがあった。
そして、それは、私が目撃した、ノムさんが見せた教え子への最後の「優しさ」「愛情」だったような気がする。
赤星さんとの会話を終えたノムさんは、どこか胸のつかえが下りたような、安心した表情を浮かべた。あの顔が今でも忘れられない―。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200218-00010012-chuspo-base
2/18(火) 10:55配信
https://www.youtube.com/watch?v=-vzgqWNHR9U&;t=25s
阪神タイガース 2009年9月12日 赤星、決死のダイブ >>99
たしか日本のNo.1ピッチャーに選んでなかったっけ？
だからだろ。 優しさは時には甘さになるから、それを表に出させないように常に嫁が尻をたたいてた。 愛知出身で東京の大学卒で阪神入り
三大都市圏で仕事ができるな >>73
南海の三悪人に比べれば、今の選手なんて子供みたいなもんだろうなｗ あれだけ輝いた二十代をおくることができて、野村監督を恨むわけがない。 >>88
高津は先発として取ったけど
シンカー覚えさせてクローザーに転向させた 引退してもタレント業が順調でリーマン人生より華やかで稼いでるだろう >>90
たいした選手じゃねえなｗｗｗｗ
野村ヤクルトの教え子に比べたら >>90
今岡ならまだしも銀次！
その今岡でさえ社交辞令とはいえお悔やみ言ってるのに山崎田中嶋及びヤクルト出身者の首脳陣以外は知らんぷりしてる楽天選手 新庄がメジャーに行かなければ、代走守備要員止まりだったかも知れないから、その点ではついてる。 >>1
自分の余命が分かってたかのようだね、
本当に死んじゃったんだなぁ これは｢そんなことないですよ〜｣って返事を貰いたいかまってちゃんムーブだろ
性格悪い老害だとそう返答しないと機嫌わるくなる、ノムさんは違う返答された時のパターンも用意してるだろうけど >>92
伊原も野村のこと話してるな
野村克也さんの“ファン”だった伊原春樹氏が初めて受けた“ささやき”の洗礼
https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&;id=097-20200218-10 落合てまだコメントだしてないよね？
体調悪いんかな >>121
>>91では泣いてないが自分のコトではマジ泣きしてるなw >>43
元大府市民としても赤星は地元のヒーロー
バックスクリーン３連発と新庄敬遠球で有名な槇原と並ぶ大府高のスター >>71
競馬コメンテーターじゃないのか
先週十万馬券獲ってた 赤星レベルの選手掴まえて
＞お前をプロに誘ったばっかりに大変な思いをさせちゃったかなあと、ずっと、思うてたんや
これ言うって、「むしろ監督のおかげです」を引き出すためのやり口じゃないの ノムさんの最終年はいい選手入ってきて来年楽しみだーからの辞任で残念だった
そして星野になった時はデッドボールとか楽しくなりそうだとワクワクしたな >>119
西武ライオンズで2年だけ一緒にやってるね >>127
身体障害者になるような怪我をする前に辞めてんのに
>>126の解釈が正しいよ >>124
誉めてんだか貶してんだかw
でも最後の完全試合達成者だもんなあ でも話しが長い上に同じ話を何回もくり返す老人は阪神の選手は大変だったね 赤星は大卒でJR入りしてるから阪神に指名されずそのままいても現場は数年だけでその後は事務系に回されてただろうな。 >>107
それ本人が言ってたw山崎なんて大したことない可愛いもんだってw >>6
それな。星野仙一の傍若無人っぷりを最近ツベやAmaプラでよく耳にするわ。 赤星は高木守道みたいな瞬間湯沸かし器タイプだから指導者は無理じゃないか 赤星は野村が恩人だと現役時代から公言してた。野村の著書にもそう書いている。
このシーンは、脚色。 阪神は赤星が1番バッターだった頃の野球が1番面白くったなぁ シーズン得点数ランクの10位くらいに入ってるが、
ベスト20は殆どホームランバッター
ホームラン打てば自動的に得点1になるので実のところリードオフマンより長距離打者の方が得点を稼げる
ホームラン少ない西岡でもランクインしてるのは二桁打った年
それをたったのホームラン一本でランクインしてる赤星はこの年どれだけダイヤモンドを走り回ったのかってのが解る >>120
落合は他人の訃報へのコメント一切しない
野村と落合は知将として並べられることがあるけど、全然違う
野村のID野球は自分の考えを選手にインプットして、選手を賢い選手に育てて勝つ
落合の野球は選手を駒として自分の思い通りに動かして勝つ
野村は人に愛情があって、たくさんの野球人を育てたけど、落合は育ててない
落合は常に自分だけ ノムさんは尊敬
出てくる言葉の数々がまるで哲学者みたい
ノムさんみたいな頭が良い野球監督と選手が揃ったチームってどういう野球をするんだろうか >>16
ノムさんは京都の日本海側出身で、長くなんばの南海ホークスに居て、南海退団が42歳なのでそれまでずっと関西
なんだけど、あんまり関西のイメージしないんだよな >>109
高津のプロ初セーブと松井秀喜のプロ初本塁打が同じ日なんだよな >>147
そもそも日本に関西というのは本来ない
朝廷が拠点にしてた畿内と周辺に畿外の近国があって
江戸時代、関東の江戸幕府は畿内・五畿（大和、山城、摂津、河内、和泉）と
東山道の近江、山陰道の丹波、山陽道の播磨を含めて上方筋と言ってた。
明治になって畿内と一部の近国を含めて近畿というようになって
野村の地元・山陰道の丹後も近畿に含まれて、明治以降に近畿と関東の
一部の連中が言ってた関西という言い方が広まった。 指名した責任か…
深いなぁ
それは監督になった人の悩みだ
まぁ阪神じゃない赤星もあったかもしれないし 死期を意識したこの文章は
すべての人々に何か感じるものがあるよな
人生哲学というか
野村克也さんがいま明かす「沙知代さんが亡くなった瞬間のこと」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64242ｖ まさか新庄の穴を社会人卒とはいえ新人が埋めるなんて全く予想できなかった なんていうか昔の阪神は個性豊かな人気選手が多かったね でも今では競馬beatの準レギュラーみたいなもんだしな。
人生を謳歌している感じ。 >>126
馬鹿かお前は？
頸椎損傷で一生車椅子かと言われるような怪我をする事になったからだろ 時代が違うとはいえ赤星が10年もたずに身体がボロボロになった事を考えたら福本もまた鉄人だったんだなぁ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
