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どう読んでも辻本が悪い

辻元議員「上層部が腐敗していると、残りもすぐに腐っていく」

「今回は加計学園の渦中の人(編注:和泉首相補佐官)でしたけどね、森友(学園)疑惑も同じ構図なんですよ。真実を知り得る中核にいた人たちは、
みんな出世してるんですよ。(当時の財務省の)佐川(宣寿)理財局長は国税長官、ほとぼりが冷めたらですね、
中村(稔・理財局)総務課長もイギリス公使に栄転じゃないですか。普通は処分される人なんですよ。
そして今度、加計疑惑の和泉補佐官には何も言うこともできない、すくんでますよね。こんな事、普通の会社だったら『ちょっと来い』と、
『お前らはもうダメだ』とやるじゃないですか。結局はですね、口封じだと思われますよ、言えないんですよ、弱み握られているから、
そう思われたって仕方がないじゃないですか。だから私は総理のためにもですね、そんなことはないと、仰るんだったら、はっきりとけじめを付けろと言ってるわけです。
総理、最後に申し上げます。鯛は頭から腐るという言葉、ご存知ですか。これはですね、英語とかロシア語でもあるんですよ、死んだ魚の鮮度は魚の頭の状態から判断できる、
従って社会、国、企業などの上層部が腐敗していると、残りもすぐに腐っていく。総理が桜とか加計とか森友とか疑惑まみれと言われているから、
それに引きずられるように官僚の示しがつかない。私ね、官僚のみなさん、可哀想です。心痛めてる官僚の方、たくさんいると思いますよ。今回(和泉補佐官に関する問題)も見るに見かねて(編注:メディアへの情報提供は)内部からじゃないかな、
というぐらい心配しています。子供の教育にも悪いです。長期政権だからじゃないですよ、最初からやってるんですから。
桜を見る会も、森友だって総理大臣になる前から講演に行こうとしてた。
まあですね、ここまで来たら原因は鯛の頭、頭を変えるしかないんじゃないですか。私は今日、総理がしっかりけじめをつけると仰ったら、
ここまで言うつもりはなかったです。まあ、『私の手で憲法改正を成し遂げたい』と、総理の手で成し遂げることは、
そろそろ総理自身の幕引きだということを申し上げて終わります」


安倍首相「罵詈雑言の連続だった」

「あの、(質問の)最後のところでですね、ずっと辻元委員が私に質問ではなくて、ずっと、私から言わせれば罵詈雑言の連続だったわけですよ。
頭から腐ると、腐ってる本体が私であると、ずっとこれを言い続けたわけですよね、政策に関わりなく。私に反論という反論する機会を与えられずに、
延々とそれを繰り返された。私の目の前で、テレビつきで、ですね。それで終えられたんで、終えられたあとですね、
それで、こんなやりとりは無意味じゃないか、ということを申し上げたわけでありますが、それは当然、そう思うじゃないですか。
相互のやりとりがあって...ここで一方的に罵る、ここは質疑の場であってですね、一方的に罵る場なんですか?私はそうだとは思いませんよ。
やっぱりそれでは質疑が無意味になる。私はそれでは質疑が無意味になってしまうと、
こう思ったから、これじゃあ無意味じゃないかと、こう申し上げたわけであります」