不祥事が相次ぐ芸能界に、新たな不倫騒動が持ち上がった。報じられたのは、女優の鈴木杏樹と劇団新派の俳優・喜多村緑郎の2人。喜多村の妻は元宝塚宙組のトップスターの貴城けいで、宝塚ファンは怒りが収まらない様子だ。

清純イメージの強い鈴木だが、「週刊文春」(文藝春秋)で報じられたラブラブぶりは衝撃的だった。2人は海岸で堂々とキスを交わし、その後は庶民的なラブホテルにチェックイン。状況は真っ黒なだけに、双方とも早々に不倫の事実を認める事態となった。鈴木は2013年に夫と死別しているが、喜多村はれっきとした妻帯者。しかも妻は元タカラジェンヌだ。夫を寝取られた貴城は、いったいどんな人物なのか。宝塚に詳しい女性芸能誌記者がいう。

「貴城さんは、『かしげ』という愛称で親しまれた男役のタカラジェンヌでした。中学卒業とともに宝塚音楽学校に入学した“かしげ”さんは、早くから日の当たる場所を歩み、期待通りトップスターにまで上り詰めています。トップスターになる方は、歌が得意な人、ダンスが武器の人、演技がうまい人など、いろいろなタイプがいますが、貴城さんは一言で言えば“とにかく華がある人”。170センチの長身に加え、目鼻立ちも非常にハッキリしていて、まさに宝塚に入るために生まれてきたようなタイプ。甘いルックスは歴代でもトップクラスでした」

美女ぞろいの宝塚でも、その美貌は際立っていたという貴城。週刊誌の直撃に、貴城は「許せない」「人生を返してほしい」と語ったが、返してほしいのはそれだけではなさそうだ。演劇関係者はいう。

「貴城は2013年に舞台で共演した喜多村と結婚しましたが、彼女の実家はクリーニングチェーンを経営する裕福な家で、夫の舞台のチケットさばきにかなり協力していたようです。また、舞台関係者の間では、身内や親族がチケット売り上げに協力するのは当たり前ですが、18年に喜多村が自主公演を行った際には、貴城も舞台に出演し、貴城のファンを動員させている。いわば、喜多村は嫁に頼りきった“ヒモ亭主”といった立場でした」

美しい妻がいるだけでも幸せなのに、金銭的援助まで受けていたとなれば、まさに“女の敵”。宝塚ファンの憧れの存在であるタカラジェンヌが夫を寝取られたとなれば、“ヅカファン”は黙っていない。前出の女性芸能誌記者はいう。

鈴木杏樹が貴城へ“マウント”したことで憎しみが倍増?
「美貌が売りだったトップスターの夫が、年上の女に走ったということで、本来ならば怒りの矛先は喜多村に向かうはずですが、鈴木が『相手から“独り身になる”と聞いた』と発言し、貴城にマウントしたことで、一気に“鈴木杏樹憎し”の声は高まっています」

鈴木は今後、仕事の幅が狭まるのは間違いなく、喜多村は妻側からの援助が途絶えそう。鈴木と喜多村が海岸キス&ラブホで失ったものは、あまりにも大きかったようだ。

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(2020/02/12 21:00)