韓国メディアがアウェーまで駆けつけたFC東京のサポーターに対して、「まるで東京で試合をしていると錯覚するほどだった」と絶賛している。

 11日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第1節が行われ、FC東京は昨季Kリーグ2位の蔚山現代とアウェーで対戦。後半19分にFWディエゴ・オリヴェイラが先制点を挙げるも、37分にセットプレーからMFアダイウトンのオウンゴールにより、1-1で勝ち点1を分け合った。

 地元メディア『朝鮮日報』は「日本のファンのサッカーへの情熱は、コロナウイルスも防げなかった」と報道。現在、中国を中心にCOVIDー19(新型コロナウイルス)が流行しているにもかかわらず、約500人ものFC東京ファンが韓国にかけつけたことを伝えた。

「コロナウイルスの影響で海外旅行にはリスクを伴うが、彼らの情熱はそれを上回った。約500人ほどで構成された日本の応援団は、その規模と熱心さで蔚山ファンを圧倒した。まるで蔚山ではなく、東京で試合をしていると錯覚するほどだった」

「日本のファンは日の丸を振って、太鼓を叩き、試合を通してジャンプしていた。コロナウイルスの影響にもかかわらず、マスクをしていないファンが多かった。刺激を受けた蔚山サポーターも応援に火が付いた」

 日本から駆けつけたファンの応援もあり、FC東京は同点に追いつかれたものの、敵地で貴重な勝ち点1を獲得。試合終了後、長谷川健太監督は「500人以上のサポーターが東京から来ていただいて、心強かったです」と感謝の言葉を述べている。

2/12(水) 18:25配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-43478103-gekisaka-socc

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