日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で大相撲の継承発展を考える有識者会議を開いた。

 今回は外国出身関取の第1号で、初めて優勝を飾り、親方にもなった元高見山の渡辺大五郎さん(75)を招き、女優の紺野美沙子とのディスカッション方式で国際化と国技の問題について議論した。「(高見山さんは外国出身者でも)国技であることを忘れてはならない。侍の伝統を継承すること、それを重要視してきたと話していました」と歴史学者の山内昌之委員長。さらに紺野が「相撲と女性」について話をしたという。

 今後は4月と6月に会議を開き、並行してこれまでの議事録をまとめた報告書を作成する作業部会を発足、今秋をめどに提言をとりまとめる。
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