どこか寂しげな表情で店を出る前澤氏
「前澤さんは、お見合い相手の写真や経歴に目を通した時に、気づいたそうなんです。“全然気持ちが乗らない”と。本人も驚いていました」

 番組関係者がそう嘆息するのは、ZOZOの創業者・前澤友作氏(44才)のこと。前澤氏がAbemaTVでのお見合い企画『前澤友作 真剣お見合いドキュメント〜FULL MOON LOVRES〜』の放送中止を発表したからだ。前澤氏の“人生のパートナーを見つける”をコンセプトにしたそのドキュメンタリー番組は、1月中には書類選考が終わり、1回目のデートへ準備を進めていたところだった。

 しかし、前澤氏は同月30日に自身のツイッターで「どうしても最後まで自分の気持ちを整理することができませんでした」と気持ちを吐露。突然、番組中止を申し出た。

「スタッフは寝耳に水で困惑しています。2万7000人を超える応募者や制作陣への対応など、事後処理にかなり手を焼くことになります。違約金の話も出るかもしれません」(前出・番組関係者)

 前澤氏が言う“気持ちの整理”とは何を指すのか。

 こんな指摘がある。番組中止を明らかにした翌日、前澤氏は生放送のラジオ番組に出演。そこでも中止の具体的な理由には触れなかったが、意味深発言が飛び出した。

 リスナーからの「今、いちばん欲しいものは?」という質問に、「あの時の時間、あの時の笑顔とか…あの時がいちばん欲しいです」と語り、その後、Bank Bandの『MESSAGE―メッセージ―』という曲を流した。

「この曲は、昨年10月に破局した剛力彩芽さん(27才)との思い出の曲なんです。前澤さんが欲しいと言った“あの時”とは剛力さんと交際していた時期で、“復縁匂わせ発言では?”と、リスナーたちは盛り上がりました」(芸能関係者)

 前澤氏と剛力の交際が発覚したのは2018年5月。プライベートジェットでの旅行など“金満デート”が世間から不評を買い、剛力のCM契約が終わるなど仕事にも影響。前澤氏念願の月旅行にも同行する意思を見せていたが、これまで以上に仕事をセーブしなければならず、“芸能界に居場所を失うかもしれない”と躊躇が生まれていた。
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