佐村河内騒動から5年。『HIROSHIMA』を指揮した大友直人が、当時を振り返る
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佐村河内守氏のゴーストライター騒動から5年。2014年、指揮者・大友直人氏は、佐村河内氏の作品とされた『交響曲第1番(HIROSHIMA)』のレコーティングに関わったことから、渦中に巻き込まれた。これまで騒動についてほとんど語ってこなかった大友氏が、このたび、来し方を振り返った新著『クラシックへの挑戦状』の中で、当時の心境を振り返ったーー
※本稿は、大友直人著『クラシックへの挑戦状』(中央公論新社)の一部を、再編集したものです
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◆思いきってコンサートで取り上げることに
2014年2月、佐村河内氏の代表作として知られていた「交響曲第1番(HIROSHIMA)」が実は新垣隆氏の作曲であったことが明らかになり、大きな「問題」になりました。問題になる前に私は同作品を演奏会で取り上げ、レコーディングもしていたことから、批判を浴びることとなったのです。
東京交響楽団で約20年にわたり100回以上のコンサートを展開した大友直人プロデュース東京芸術劇場シリーズの演目の一つとして、私がこの曲を取り上げるまでにはいくつかのプロセスがありました。私は日ごろから作曲家の有名無名や肩書きやプロフィールにかかわらず、自分の心の琴線に触れるかどうかを基準にさまざまな作品を紹介してきました。
このコンサートの2年程前でしょうか、ある日三枝成彰さんと雑談をしていると、三枝さんが当時審査員をしていた作曲コンクールの応募作品のなかに気になるものがあったというのです。「今どき珍しい交響曲というタイトルで、使い古された書法でつくられた長い作品だが、自分はなかなかいい作品だと思った。作曲家は何だか珍しい名前で覚えていないけど、そんな作品があることを頭の隅にでも覚えておいてよ」といったような内容だったと思います。
その後私自身そんな話を聞いたこともすっかり忘れていました。それから1年程が経ち、東京交響楽団のスタッフと次のシーズンのコンサートプログラムについて協議しているときに、担当者から「最近広島で初演された交響曲で評判になっている新作がある」という話を聞いたのです。作曲者の佐村河内氏という名前から、以前三枝さんが話していた作品のことを思い出し、早速楽譜を取り寄せてみました。かなり長い曲でしたが、しっかりした魅力的な作品でした。その際、佐村河内氏の耳が不自由であるという話も聞きました。
初演は広島で秋山和慶先生指揮の広島交響楽団で全三楽章のうち第一楽章と第三楽章のみの演奏だったようです。確かに第二楽章は少々弱い印象があったので、私も第二楽章をカットした二楽章構成の作品として思いきってコンサートで取り上げることにしました。
続きます
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00001614-fujinjp-peo >>1 続き
◆演奏直後のお客様の熱狂的な拍手
私は佐村河内氏がいつから耳が不自由になった作曲家なのかということにはあまり興味がありませんでした。音楽家のなかにはベートーヴェンやスメタナに限らず、職業柄なのか耳にトラブルが起こる人はけっこういるのです。
その後リハーサルへの立ち会いを打診しましたが、難聴を理由に断られました。私は新作のリハーサル時には自分の意見を積極的に作曲家に提案しながら演奏を仕上げていきますが、この作品に関しては自分の判断でいろいろ手を加えました。
東京初演となったコンサートは先に述べたように長年の定期演奏会として開催している東京芸術劇場シリーズのなかのコンサートです。お客様は基本的に定期会員として普段から私たちのコンサートに通ってくださっている方々でした。このときの演奏直後のお客様の熱狂的な拍手は今思い返しても作品と演奏に対する率直な反応だったと思っています。なぜならばこの時点では作曲者に対する情報はほとんどなく、当日の曲目解説も作曲家紹介も作曲家が難聴であることを殊更強調することもないごく普通の控え目なものだったからです。
佐村河内氏にはじめて会ったのはこのコンサートのカーテンコールの最中のステージ上です。客席から現れた彼はサングラスをかけたままで、なんとなく違和感を覚えました。ただ私にとってはそれ以上のことではありません。カーテンコールの後この日のコンサートを聴いていた日本コロムビアのプロデューサーからの「今日のメンバーで全曲をレコーディングしませんか」という依頼も特段の疑問を持たず受けたというのが正直なところです。
レコードが発売されたころからさまざまなメディアで全聾の作曲家として彼とこの作品が話題になり、その虚像は彼自身の振る舞いとともにどんどん大きくなっていきました。多くのテレビ番組でも取り上げられ、NHKではドキュメンタリー番組が制作されました。
ところがそうこうするなかで、どこからともなく「佐村河内氏の耳は聴こえているらしい」という話が出始めました。彼の作品をよく演奏していた友人の音楽家からも、「もしも彼の耳が聴こえていたらどうしよう」と動揺した様子で電話がかかってきました。私は「耳が不自由だった人の聴力が回復したのなら喜んであげればいいじゃないですか」と答えたことを覚えています。 >>1 続き
◆誰も幸せにはならないからお止めになったほうがいい
それからしばらく経過したころ、2014年2月、『週刊文春』に新垣隆氏の告白が掲載されます。佐村河内氏がゴーストライターを使っていた―として世間は大騒ぎになりました。
このスクープ記事が出る数日前、沖縄の小さな町で琉球交響楽団のコンサート前の楽屋にいた私の携帯電話に、『週刊文春』の記者から突然電話がかかってきました。佐村河内氏の耳が聴こえていること、ゴーストライターが作品を書いていたことなどを非難しながら、佐村河内氏の曲の演奏を続けてきた私にコメントせよということでした。
私は、自分ははじめから彼の難聴に関してはまったく興味がないことを述べ、ゴーストライターの件は音楽に限らずいろいろなジャンルで実際にたくさんの例があり、そのこと自体を問題化すると収拾がつかなくなることを冷静に指摘したうえで、「このことを記事にすれば週刊誌は部数が増えていいビジネスになると思いますが、誰も幸せにはならないからお止めになったほうがいい」と申し上げました。すると、この記者が求めていたような答えではなかったのでしょう。「わかりました。大友さんのコメントは出しません」と言って電話が切れました。
この曲を実際に作曲した三善晃先生門下の新垣隆氏とは面識がありません。その後ワイドショーで中継された新垣氏の記者会見は、誰かがお膳立てをして新垣氏に会見の説得をしたのだと思いますが、見るに忍びないほど気の毒なものでした。彼自身は大変優秀な才能と技術の持ち主です。佐村河内氏の注文とそのコンセプトに従いながらおそらく依頼されたイメージ以上の作品を器用に形にしたのです。三善門下の逸材ですから譜面がしっかりとしていたのも当然のことでした。
その後新垣隆氏はその誠実な人柄もあり各メディアからその秀でた才能や作品が取り上げられましたが、このような形で世間に知られることになったことが果たして新垣氏にとって幸せなことだったのかはわかりません。私にしたところで現在でも一部の人たちからはいまだにこの事件にかかわった「前科者」扱いされているのかもしれません。
佐村河内氏の節度を越えて世間を欺いた振る舞いは許されるものではありませんが、その虚像と作品を結びつけて群がってきた多くのメディアにも問題があったことは確かでしょう。私には何の悔いもありませんが、この事件に巻き込まれたことは残念なことでした。
新垣氏が今この事件のことをどう思っているのかはわかりません。いずれまたこの曲が新垣隆氏の作品、あるいは新垣氏と佐村河内氏の合作として演奏される日が来るかもしれません。モーツァルトやベートーヴェンしかり、依頼人の希望に沿った作品づくりは、あらゆるジャンルで職人芸の腕の見せ所でもあるのですから。 【Twitterに投稿し、話題】「結婚はエラい、子供がいればもっとエライ」と思う人へ
http://img-so.palmyanoff.com/1578888023 >>1
要約:悪い曲じゃ無いけど、聴覚障害者が書いた曲だから、凄い曲と感じた 佐村河内とSTAP細胞は当時凄い騒動だったな
同時期だったかはうろ覚えだけど 佐村河内&ゴーストライターズという
パンクバンド作ったが、誰一人と入ってくれなかったので
二週間で解散した。 フジ子ヘミングといい定期的に出てくるんだよな。
で、ニワカクラシックファンから持ち上げられる。
ガチのクラヲタは「ああ、またか」って感じで見てたぞ。
ガチ勢が騙されたのはムラヴィンスキーの音源として出されたCDが
実は偽物だった事件てのがあったな。
こういうフェイクはテロに近い。
当時佐村河内を持ち上げてた馬鹿耳の自称クラヲタが
引くに引けなくなって新垣を持ち上げてたけどどっちもどっち。
本来なら音楽界から抹消するべき二人。 新垣さんの釈明本見たけど佐村河内へ提供するのにほとほと嫌気が差していて
素人にはわからないよう仕事に使えないようにクソ長く作った嫌がらせMAX曲らしいな
それで佐村河内が仕事を取ってきたのは想定外だったらしい
そこに障害者が作曲というという味付けをするだけで俗物が有難がって仕事に繋がってしまう悲劇が生まれての今 一体何を企んでいたのやら
夏のオリンピックに食い込みそうな勢いあったもんな
フィギュアの曲に使われたりして >>15
ただ消費するだけのどうせろくな楽理知識もない自称クラヲタ典型無生産クズが、
音楽界から抹消するべき キリッ それでもガッキーには良かったんじゃねえのかね
ジェニーハイのピアノはめちゃめちゃカッコいい 一人前の指揮者なら音符みりゃマーラーのパクリだと分るのに、この人楽譜読めないんだ。
一音符の無駄もないという野本教授と同じ偽音楽家だわ >>20
ガッキーはなんでこんなクソ曲に仕事がつくねんと驚愕しとった 佐村河内って新垣のこと名誉毀損で訴えるって息巻いてたけど結局どうなった? 佐村河内を利用して寸借詐欺繰り返してた在日指揮者のことって、あまり報じられなかったよな。 こいつのせいで聴覚障害者の認定がクソ厳しくなったんだよな
やっと低い等級とれたけどオレの母がメニエールと突発性難聴なって長いこと補助なしで大変だったわ 作り手としては、パロディのようなつもりだったんだろうけど
それが素人には受けた
わかりやすかったんだろうね
HIROSIMAだと耳が聞こえないだのも
ベタな演出だったし >>15
>ガチ勢が騙されたのはムラヴィンスキーの音源として出されたCDが
>実は偽物だった事件てのがあったな。
たまに聞くのがムラヴィンスキーなんで驚いた >>21
まるで自分が一人前の指揮者で大友より上だと言わんばかりだなw >>17
公式テーマソングにいっちょ噛みしたかったんだろうか ウリジョンロートのHIROSHIMAなら素晴らしいけど? 大友直人は昔、ボストンで小澤征爾のアシスタントをやっていたな
小澤とちょっと意見の食い違いなどもあって帰ってきてからは国内のオケを育てて、
今は群響の音楽監督をやっているはず >>27
そうか?
未だにザルだと思うが
等級変更したけどすんなり通ったぞ
ゼロから認定ならすまん 新垣さんも一時期よくテレビ出てたけど最近見てないな
実際音楽方面の才能的にどうだったんだろ
新曲とか作り続けてるのかな >>2
一番の主犯はNHKのスペシャル番組だと思う
あの取り上げ方は何?
視聴者騙す気満々だったじゃん >>28
そういう付加価値で売れたようなもんだよね Xジャパンの曲を作っていたのは
死んだメンバーだったのか
死んだメンバーがゴーストライターだったのか
ってくらいに
YOSHIKIに才能のかけらも残っていないよな。
佐村河内YOSHIKI 今の時代ならDTMやAIで簡単だろうしニセ作曲家呼ばわりされないんだろうな >>41
NHKがインチキを知っていたという情報は今のところ出てないと思うけど、
なんでそう思ったん? >>16
あんな駄曲って新垣氏がよく言ってたね
プロからすればあんなのちょちょいのちょいで作れるってw
素人からすると全くわからんよ
それで著名人が絶賛してればそんなものなのかなって思ってしまう そんな叩くほどの事でもなかったな
大御所の漫画家はもう自分で描いてないけど問題ないし唯の分業だっただけだし >>45
NHKが知っていたかではなくて
演出過剰なのがすごく鼻についた
被爆2世
聾者(障害者)
ここら辺を巧みに過剰に押し出して売り出そうという臭み
メディアの性と言ってしまえばそれまでだが >>47
佐村河内も案外慎ましい生活してたんだよねw >>49
メディアの性というか、人間の性よね。
君も「視聴者騙す気満々」とかちょっと大袈裟に書きたくなるでしょ。 小説家五木寛之も佐村河内守のペテンにひっかかった1人の被害者なのかもしれないが、五木の書く推薦文や推挙は佐村河内守の売り出しに貢献し、結果的に目くらましの役目を果たした。
ttps://www.excite.co.jp/news/article/Litera_712/ >>25
金聖響だっけ?
アイツはどうなったのかな・・・ >>41
NHKは日木ルナ「奇跡の詩人」の件も謝罪してない >>49
>>52
ゴーチ「でも感動したでしょ・・・!?」 パヨク界隈がやたら持ち上げてたな
ゲームの鬼武者のために作った曲なのにw >>60
パヨクがもちあげた、といえば
日本初の女寿司職人もだな
マララが不潔だ、と喝破したアレ >>4
ゴーストライターといえば、
北条某という女が他人の著作をテキトーに加工して自分の「小説」に組み込んだら
群像新人賞ゲットしちゃった、というハレンチ事件があったな ゴーストがバンドマンになってるとは誰も予想出来なかっただろう >>7
子供の頃から活字慣れしとかないとこうなる典型。
ゆとりは出来損ないってよく分かる書き込み。 障害者の音楽家というとNHKやパヨメディアが喜んで取り上げるからね 当時の宣伝文句は
専門的な教育を一切受けたことのない
耳の聞こえなくなった作曲家が
交響曲を作ったすごい!だったなぁ
Nスペで取り上げられた頃から
専門教育を受けてない奴にかける曲じゃねえだろと思ってたが
バリバリの超専門教育受けたゴーストライターの作とは思わなかったなぁ >>7
要約:結果的に騙されたわけだけど、専門教育受けた人がゴーストだった
故に俺の耳は三流じゃない 楽曲プロデューサーとしては優秀だったんじゃないの佐村河内氏 新垣さんってジェニーハイについてはどう思ってんだろう >>43
むしろ最近出たジャニーズの曲聴くとやっぱりヨシキありきのバンドでしょ
エックスの曲で聴いたようなフレーズが随所に見られるし
結局のところヨシキ足りないのは個々の楽器のアレンジの問題なんだよね >>43
X JAPANのコード進行や音程感覚は明らかにYOSHIKIのものだろう。ていうかギターやベース弾きが書くような曲ではないわな。音の繋がりが綺麗すぎる。 >>48
つんぼ呼びしてる差別脳はコイツと似たようなメンタル 和製ジム・モリソンこと佐村河内守先生
先生が影響を受けたのはクラシックではなくてドアーズな まめやで 新垣個人は
さほど評価してないようだね
アウトプットされた
スコアが全て、みたいな 現代音楽
が死ぬほど嫌いな人かもね
好き嫌いでいうと、俺も好きではないは 日木流奈さんインタビュー/第1回 「何が起きても大丈夫!」という人が増えてほしい
2019年5月3日 2019年9月5日
https://starpeople.jp/seijingoroku/hikiruna/20190503/4279/ これって日本のクラシックの閉塞した環境が生み出した事件ともいえるんじゃないの
ゴーストやった人は自分の名前でゲームの作曲とかやるとクラ界からくだらない仕事やった奴として蔑まれるから
佐村河内みたいに表に立ってくれる人を必要としてたって事情もあるわけだしさ 前に誰だったか現代音楽をあんなの音楽じゃないホラー映画のBGMとしてしか使えないみたいなこと言ってたな >>90
2001年の頃には既にすぎやまこういちや羽田健太郎が参入してたからそうではないと思う
著書にも当時のクラシック畑の人間はゲーム音楽なんて聞かねーからバレねえって書いてあった
それ読んで甘い考えじゃねって思ったけど結果余裕でバレなかったから新垣さんの読みは当たってた >>47
ゴーストライターも新垣を脅してやってたし、隻腕少女のパワハラもあったし、
東日本大震災の孤児を自分で捜し出したり、
どこかで弱者ビジネスの旨味を知って金儲けに走る切っ掛けがあったのかもな。 5年しか経ってないの?10年ぐらい経っているかと思ったわ。
おかしいわ、5年なわけないわ。 佐村河内、STAP小保方、野々村と確か同じくらいの年に起こった気がするがキャラ濃いのばっかりだな そうかそうか
確か事務所が信濃町で筆頭株主が犬作やろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています