現地時間2月2日、スペインのセグンダ・ディビジョンB(実質3部)の第23節が行なわれ、バルセロナBはアウェーでプラットと対戦。先制されながらも、後半追いつき、さらにアディショナルタイムに勝ち越し点を挙げ、2-1で勝利を飾っている。

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 バルサBでプレーする安部裕葵は、ここ12試合連続で先発していたが、この日はベンチスタート。また、リキ・プッチとアレックス・コリャドは非招集だった。

 試合は27分にPKで先制を許したバルサBは、後半開始早々にはレイ・マネジが今日2枚目のイエローカードで退場処分に。さらに、67分にはキケ・サベリオが負傷し、交代を余儀なくされた。安部は急きょサベリオと交代で68分からピッチに登場。攻撃を組み立てやすくなったアウェーチームは必至に守りながら好機を窺った。

 同点としたのは77分。一気に勢いを取り戻したバルサBは、後半アディショナルタイムにさらなる追加点で2-1で劇的な逆転勝利をあげた。

 そんななか、安部が足を負傷。79分に相手選手をかわして走った後に倒れ込むと、顔をしかめて立ち上がれない。やがて、両脇からスタッフに支えられながら、ピッチを去るというアクシデントが発生した。

 現地紙『Mundo Deportivo』のロジャー・トレリオ記者は「ヒロキがピッチ上に立っていたのはたった14分だった」とその衝撃を伝え、このように報じている。

「ヒロキの故障はハムストリングに傷を負った。離脱期間を測るためのさらなる診察が必要な状況だが、彼の不在はバルサBを率いるガルシア・ピミエンタにとって痛手だろう。すでにファーストチームに何人か引き抜かれているなか、頭を抱えるはめになった」

 安部のケガについては、バルセロナBの公式HP上でも現時点ではハムストリングの障害という以外の詳細は明かされておらず、これから詳細な検査を行なうとされている。

 ただ、8月に控える東京五輪代表の候補でもあった安部。長引けば影響は免れないだろう。今後の経過が注目される。

2/3(月) 5:10配信 サッカーダイジェスト
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