還暦を過ぎてもツッパリは不変だ。80年代に大きな人気を集めた4人組ロックバンド「横浜銀蝿」の翔(61)=ボーカル担当=とJohnny(61)=ギター担当=がこのほど、アルバムとツアーのキャンペーンで札幌市の報知新聞北海道支局を訪れた。

 80年にデビューし、83年に解散。わずか3年3か月の活動だったが、「ツッパリHigh School Rock’n Roll」などで若者の心をとらえ、日本武道館を満員にするなど伝説のロックバンドとして名を残した。その後、キングレコードに就職したJohnnyを除く3人でライブを行ったこともあったが、デビュー40周年を迎えた今年、4人のオリジナルメンバーが37年ぶりに再集結。「横浜銀蝿40th」として1年限りの復活を果たすことになった。

 ベルウッドレコードの代表取締役社長も務めるJohnnyは、20年以上もギターを触っていなかったというが、昨年3月の音合わせから「ゴルフのクラブをギターに持ち替えて」猛練習。「高校時代を思い出した。やっぱり楽しい!」とよみがえったバンド魂をアピールした。

 2月19日発売のアルバム「ぶっちぎりアゲイン」は、新作盤とベスト盤の2枚組+DVD。3月からは全国ツアーも始まり、同22日には札幌でも“集会”が行われる。全会場のチケットが5分で完売するなど人気も完全復活。翔は「Johnnyが戻って新しい風が吹いてきた。期間は1年。全開でブッ飛ばす。熱く行こうぜ!」と呼びかけた。


1/24(金) 9:40配信スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200124-01230214-sph-ent
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気合が入る翔(左)とJohnny
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