5人組ダンス&ボーカルユニット「AAA」が2020年12月31日をもって活動休止することを発表した。16年ごろからグループの在り方についての話し合いが行われ、デビュー15周年となる今年を一つの区切りとする決断を下したという。

「活動休止という言葉を使っていますが、事実上の解散です。元々メンバーそれぞれがソロ活動をしていることもあり、活動休止も自然な流れです。ただ、決定打となったのは昨年末のリーダー・浦田直也の脱退。メンバーが5人になってしまったことで、メンバーの西島隆弘が主導し、一気に活動休止へと向かっていったようです」(音楽業界関係者)

8人組グループとして、05年にデビューしたAAA。その後、07年に後藤友香里が脱退、17年には伊藤千晃が卒業している。そして、浦田の脱退で5人となった。

「8人グループが5人になってしまうと、とにかく“減った”という印象が強くなり、パワーダウンは否めない。当然グループとしての見せ方も大幅に変わる。そこからさらにあと1人抜けて当初の半分の人数になったら、それはもう完全に別物です。

そういった不安定な状態だと、どうしてもメンバーのモチベーションも保てなくなる。浦田の脱退を受けて、メンバーの誰かが“辞めたい”という気持ちを表に出し初めた可能性もあるでしょう。そうなると、活動休止という決断を選択するしかなくなるということです」(同)

8人から5人に減ったグループということでは、ハロー!プロジェクトのこぶしファクトリーも3月いっぱいでの解散を発表した。

「こぶしファクトリーは17年に一気にメンバーが3人減り、5人になってから2年間活動を続けてきました。しかし、リーダーの広瀬彩海がグループとは別の形で音楽活動をしたいとの意向を表明したことを受けて、話し合いをした結果、“この5人じゃないと意味がない”ということで解散となった。まさしく“5人から1人減ったら解散”のパターンですね」(アイドル事情に詳しい芸能記者)

同じくハロプロの℃-uteもまた、最大8人組から5人組にメンバーが減ったグループだ。こちらは、5人組となってから約7年半活動した末、2017年に解散している。

「℃-uteは5人組になってから本格的にブレイクした珍しいケースではありますが、やはり“あと1人欠けたら解散”という状態で活動をしていたのも事実。目標としていたさいたまスーパーアリーナでの単独公演を達成して解散したんですが、メンバーの萩原舞はそこで芸能界を引退しています。結果的には“1人欠けたら解散”といえるでしょう」(同)

とにかく、8人から5人に減ってしまったグループは“解散リーチ”の状態にあるといえるだろう。そして、この条件に当てはまってしまうのが、関ジャニ∞だ。

「06年に内博貴が脱退してからは長らく7人で活動していたものの、18年に渋谷すばる、19年に錦戸亮がそれぞれ脱退し、一気に5人にまで減ってしまった。さらに大倉忠義が脱退を画策しているのではないかとの噂が浮上したこともあり、関ジャニ∞もかなり危険な状況だと思います。まあ、ジャニーズ事務所的には20年は嵐のラストイヤーを盛り上げなくてはならないので、関ジャニ∞は静かにしているとは思いますが、いずれにしろ解散リーチはかかっています」(同)

関ジャニ∞ファンたちの不安な日々はまだ続きそうだ。

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2020/01/22 06:00