【野球】実は手堅くない送りバント 「損益分岐点」は打率1割 2020/01/14
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実は手堅くない送りバント 「損益分岐点」は打率1割
野球データアナリスト 岡田友輔
2020/1/14 3:00
初回、先頭打者が出塁して2番打者。ここで送りバントのサインが出れば、解説者は決まってこう言うだろう。「手堅いですね」。しかし統計からみると、これは正確とはいいがたい。
まずは2014〜18年の日本のプロ野球(NPB)における「得点期待値」をみてみよう。特定の状況からそのイニングが終わるまでに入った得点の平均を示す。無死一塁の0.804点に対し、1死二塁では0.674点。つまり送りバントを決めて走者を二塁に進めると、期待できる得点は0.13点下がってしまうのだ。
https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZZO5433839013012020000001-PN1-2.jpg
これはアウトが増えることで、2点以上取れる確率が減ってしまうから。無死一塁以外の状況でも、バントが得点期待値を下げるのは変わらない(表参照)。9イニングで得点を最大化するという野球の本質に照らすと、送りバントは有効な戦術とはいいがたい。
では同点の九回裏のような、とにかく1点が欲しい局面ではどうだろうか。特定の状況から少なくとも1点が入る可能性を「得点確率」と呼ぶ。14〜18年、NPBの無死一塁からの得点確率は40.2%だった。1死二塁からだと39.4%。無死一塁からの送りバントは、1点を取る確率も下げてしまうことになる。
もっとも表の通り、すべてのバントが無効というわけではない。僅かながら得点確率を上げるバントもあり、それは無死から二塁走者を三塁に進めるとき。無死二塁または無死一、二塁からのバントが決まれば得点確率は2ポイント前後上がる。走者が三塁にいれば外野フライや内野ゴロでも生還できる可能性が生まれるためだ。ただし、走者を三塁に進めても1死からのバントは完全な「悪手」。得点確率を15ポイント近く下げてしまう。
https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXMZO5433843013012020000001-PB1-3.jpg
送りバントは多くの場合、得点期待値も得点確率も下げてしまう=共同
ここでこんな疑問が湧くかもしれない。「こうしたデータはあくまで平均値の話ではないか。選手の打力は千差万別だ。期待できない打者にバントで送らせ、好機で強打者に回すのは理にかなっているのではないか」。これは確かにその通り。無死一塁から投手にバントをさせるのは間違っていない。そこで問題になるのが、バントさせるべき打者とそれ以外の線引きである。バントと強攻の「損益分岐点」はどこにあるのか。
ある打者が強攻した場合、本塁打から併殺打まで様々な結果が起こり得る。同じ単打でも一塁走者が二塁で止まることもあれば、三塁まで進むこともある。それぞれの展開が起こる確率を積み上げ、得点期待値がどのように変化するかを合算すると損益分岐点がみえてくる。
野球アナリストの蛭川皓平氏は著書「セイバーメトリクス入門」の中で18年の菊池涼介(広島)の成績に基づいて算出した結果を紹介している。この年の菊池は打率2割3分3厘、13本塁打、送りバントは30だった。煩雑な数式や詳細は省くが、菊池が無死一塁から強攻する場合、得点期待値は0.807だった。一方、バントをした場合(5回中4回成功と仮定)は0.639。これほど打率が低い打者でも、バントは得点期待値を下げてしまうのだ。
蛭川氏は強攻とバントの損益分岐点を「打率にして1割3厘」と結論づけている。18年のNPBで100打席以上立ち、この数字を下回った野手はいない。このレベルになると、すべての選手が強攻した方がいいということになる。もうお分かりだと思うが、送りバントはかなり非効率な作戦なのである。
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54338470T10C20A1000000/ >>92
得点期待値と得点確率の違いが分かればこの記事のダメさは誰でも理解できること
それすら分からない人には馬耳東風だが バントと盗塁は期待値が下がるって言うね
元選手じゃなく数学、統計に詳しい野球非経験者に監督やらせてみたい >>15
送りバントした後に点が入らないほうが引きずる
もしくは送りバントに失敗して送れなかったとき 2番に強打者がいたら打たせた方がいいだろ。昔の巨人の清水とかね ゲッツーを大量に量産する4番バッターがスタメンな時点で
そういう分析は無意味だ 二塁にランナー行くだけでピッチングが乱れるヘタレがいるのもまた現実だからな
投手次第だわ >>100
打席単位の確率論に対しリーグ戦か短期決戦かとか的外れもいいとこ >>19
そうだな送りバントは特攻隊と同じで無駄死に 高校野球で送りバントが多いのは、選手や指導者のレベルが低いからではなく、トーナメント戦だから。
送りバントを高校野球から駆逐したいのなら、なんらかの形でリーグ戦の要素を取り入れるしかない。 イチローをもし采配するなら結構迷うよね
確率だけでいったらヒットでも長打ない3割だしバントならセイフティープラス走力を生かせる可能性が高まる お互い好投手なら、1回無死1塁でも送りバントしていい
その試合で2度とチャンス作れないかも知れんしな 打てなそうなPだとバントして
打てそうなPだと強攻するのがふつうだと思うけど
そのあたりちゃんと補正してるのかね? 1000試合とか数こなせばやれば効いて来るんかねぇ。
結局全く同じ実力のチームとの対戦は無いから分からないよな。 >>110
ただ犠打が1つだけで優勝した常葉菊川という例もある >>40
12球団で1番送りバントをやらされてる選手だからサンプルにされるのはしょうがない 30年前の西武なんか無死一塁になったらクリーンアップ以外ならば
判で押したようにバントだったもんな
WBCでも原なんか韓国戦一死一塁からバントさせてた。バカかと思った >>107
バカだねえ、なんの競技でも、トーナメント戦は地味に点を取る戦術が勝利するもの。
アメフトでも、リーグ戦のうちは派手なパスが飛び交うけど、トーナメントのプレイオフになれば、地味なランが中止になる。
確率に頼れば、トーナメントのどこかで「裏」が出て消えてゆくんだよ。 セカンドにランナーを送ればキャッチャーのサインが見える >>104
それは昨シーズン日ハムがやってたやつか >>122
データの意味すら理解せず、自分ストーリーでデータ批判できたと思ってるお前が馬鹿だよ データってのはあくまで
「総論」な
各論の話しても無意味 無死一塁のバントは得点の期待値(結果的にそのイニングで何点取れるか)を増やすためじゃなくて1点を取る確率を高めるためにやってるんだからソースの理屈はおかしい
ピッチャーを楽にさせる最初の1点や同点の9回裏で1点だけ取れば充分なシーンとかあるだろ >>79
条件によるのでは?
意表を突くバントは流れ変える意味で効果的かも 菊池があまりしないバント→相手がエース級でどうしても1点がほしい、でもエース級なので点が入らない
菊池がヒッティング→並投手なのでサインさえ伝達すればある程度なら点がとれる 27のアウトで試合終了の競技なんだし
バントが無意味なんて素人でも分かりそうだけどな >>97
では同点の九回裏のような、とにかく1点が欲しい局面ではどうだろうか。
特定の状況から少なくとも1点が入る可能性を「得点確率」と呼ぶ。
14〜18年、NPBの無死一塁からの得点確率は40.2%だった。1死二塁からだと39.4%。
無死一塁からの送りバントは、1点を取る確率も下げてしまうことになる。 さて、関係者にしろファンにしろ長く見続けて来た人間が持っている印象と、データの取り扱い方法。
どちらが間違ってるのかな?w
あと、この解析を高校野球(それも地方予選と甲子園で分けて)でやったらどうなるか興味ある。 バンドした場合とバンドしなかった場合で比較すればいいのに
なんでしないのかと思ったら
バント成功した場合は犠打の記録が残るからいいけど
失敗した場合や断念した場合は記録に残らないから
バント企図したパターンを全部抽出できないからってこと? だから実践してみりゃいいんだよ
バントしない野球をやってみろよヤクルトあたりで >>132
予想以上に1アウトがピッチャーを落ち着かせてしまうということだな >>110
トーナメントとかそんなの関係ないよ
はっきり言って監督が馬鹿だから送りバントを多用してるだけ 高校野球って1アウト1塁とか1アウト2塁でもバントさせるからな
流石にアホやろ 常葉菊川が犠打1つだけで甲子園優勝したんだぜ
お前ら知らないだろ 無死一塁だと一塁手はベースに付いて守るから、一二塁間がほんの少し広くなる
左打者か、一二塁間に強い打球が打てる右打者なら強攻が正解でしょ 日本の監督がバントさせるのは
バントさせとけば得点が入らなくても批判されないから
一方、バントせずに普通に打ちに行ってアウトになったら批判される
要するに、メディアとファンのレベルの低さが問題
アメリカじゃバントは非効率ってのがファンもわかってるから、こんなことにはならない >>139
あれはバントさえさせとけば監督は批判されないから >>114
打てなそうな投手が相手のときバントすると
普通に打たせるよりもっと点が取れなくなるんだぞw >>142
そう そういう風潮がおかしい 日本人はバカ いまさらこんなこと言ってんのか ブラッドピットの映画でさえ何年前だと思ってんだよ こういうのは状況によって変わるからなんとも…
例えばピッチャーがストライク入ってないのにバントしてアウト1つあげるのは勿体ないし、バッターが打ててないからバントで確実に進めたい時もあるだろう 奥川みたいに長打も連打も期待できないPが相手で
たまたま無死でランナー出たら
バントしか選択肢ないと思うけど 狭い所を5人で守る内野より広い所を3人で守る外野に打った方がヒット確率が高いのは当たり前
バントは実質内野ゴロ
バントの打球コントロールがよくてセーフティが決められるなら例外としてあり >>132
それは全ての打者を平均化した場合のデータであって
得点確率のほうでもバントの損益分岐点を出す必要があるんだよ 指導はともかくもう采配なんて全部AIにやらせるべきだよなぁ
いつそんなチームが出てくるか バントした方が良かったのって、次以降が単打一本しか出なかった場合でしかないんだよね
単打以上が出る、あるいは二本以上の単打が出た場合はアウトカウント損しただけだし、安打が出なきゃバントしようがしまいが同じだし
手堅くはないよね
何かしらの心理的な効果があるかは知らんけど >>150
その状況を整理できるのもデータなんだよ 送りバントしなきゃ三振じゃなきゃ7割ゲッツーやろ
外野にボール飛ばすにはそれなりに芯でボール捉えなきゃ飛ばんぞ こんなもん塁に出た次の打者、またその次の打者との兼ね合いに尽きると思うのだが 野球が時間制のスポーツならわからんが、27個しかないアウトカウントの一つを捨てるなんて深く考えなくても悪手に決まってるわな 元記事になんで送りバントをするチームが多いのか原因が書いてあるな
>割に合わない作戦が「手堅い」と信じられてきた理由は人間心理の不合理に関係していると考えられる。
行動経済学の知見によると、人間は手に入るかもしれないものよりも、
失うかもしれないものに目が向き、失うことに対して必要以上の嫌悪感を抱く傾向がある。
無死一塁から強攻すれば本塁打から併殺打まで振れ幅があるが、人間心理は併殺の回避を優先しやすい。
「最悪のシナリオ」を避けられる確率が高いことが、送りバントが過剰評価され続ける一因だろう。 一番出塁→二番バント→三番長打→俊足の一番歩いてゆっくりホームイン
みたいなシーンを何度も何度も見てきたけど
監督はこれ見て何も思わないんだろうかといつも疑問に思っていた チーム犠打数と平均順位や平均得点数比べてみたら?
犠打が本当に非効率な作戦なら
多いほど平均以下になるはずでは >>29
あと打点も意味がないと思うわ。鈴木誠也のスレで打点が少ないとケチつけてる奴がいたくらいだからな。
それなら翔さんの方が良いのかって話。 バントってマジで馬鹿な愚策だよ
この手のはバントを成功前提で語るが(それでも得点効率、得点確率を下げるのだけども)、そもそもプロでも送りバントは100%成功するわけじゃなく8割ぐらい
失敗の確率が2割あるので、成功してもーでしかないのに実際はバントを選択することはもっとマイナスが大きくなってるというね
なんもせずただ打たせるのが正解 実際には個別の投手と打者の相性や過去の打率も判断要素でしょ バントじゃなくても進塁させるバッティング技術ある奴も居るしな。 >>167
貧打のチームほど犠打が多くなるから偽相関になりそう 100試合以上するリーグ戦て過去何十年の統計があって未だに脱送りバントする監督が出ないのはなぁ >>1
これを読んでなるほどと信じる奴はすぐオレオレ詐欺に引っかかるようなバカ
ロジックは教えてやらないw
まかわいそうだからヒントぐらい残しておいてやろうか、送りバントを比較的多用しているところでも無死1塁の場面片っ端から送りバントをしているチームはどこにもない
イニング、点差、状況、走者が誰で打者は誰、後の打順、相手投手の質(防御率が1点台の先発ピッチャーなど普通に打っていって点が取れない確率がその防御率、
立ち上がりが悪い荒れるタイプ、癖が盗みにくく走り難い、走りやすいetc)
味方の先発投手の質(防御率1点台の先発ピッチャーなら最小点の積み上げでも勝てる確率は高い、終盤で同点、味方の後のピッチャーは絶対的なセットアッパークローザー万全etc)
そう、すべての状況を見極めてここはまずどうしても1点が欲しい、そして投手打者走者送らせるに適する場面で、電池は指示を出す
それをすべての無死1塁と1死2塁(7回10対1の場面ら、打者走者投手どの組み合わせのあらゆるケースを含め)の単純な比較で非効率だと導くのは、頭に穴が空いてるレベルのヘディング脳 >>162
だよな
守備体系を見てケースバッティングができる打者か否かで結果が変わるのに一概に数字で語られても >>1
張本勲「こんな考えもあるかもしれませんよ。でもやはり手堅くバントしておくものです」 相手投手の調子が良くて、安打がほとんど出てない試合の場合、その日のチーム打率1割行かないって事も多いと思う。あと内野の守備がイマイチな相手だと、エラーも期待出来る。一概にバントを否定出来ないでしょ。 やれ展開がとかやれ投手力がとか送りバント不要論に文句つけてる阿呆は統計の意味わかってんのか? メジャーはバントあまりしない
これで答え出てるようなもんだったしな あらゆるケースで必要となる点数もとりやすさとりにくさも違う
ケースや状況ごとの綿密な戦術を廃してすべての作戦をビックデータをもとに平準化しようなんて考えるやつはこの現代本物のバカ バント苦手な選手にバントさせて失敗して1アウトランナー進めずみたいなのは勘弁してくれって思うな 強硬策でゲッツーになったら監督が叩かれて、バントで失敗したら選手が叩かれるからな。
そら監督は自分が可愛いからバント選ぶだろ。 >>142
一応アマチュアではバントはゴロだからフライより有効になるんだよ
フライは捕球一つでアウトが成立するがゴロは捕球、送球、捕球の三つのうち一つでもミスをすればアウトが成立しない
狙ってゲッツーでない内野ゴロを打てればいいがバントが確実 >>133
これは統計が正しい
野球に限らず他のスポーツでも囲碁、将棋、麻雀とかでも殆ど全て
バレーでも失敗の多いジャンピングサーブより遅くても確実に相手コート入れる方がいいとか麻雀でもネトマの膨大なデータ量で換算したら駄目と言われてたテンパイ即リーが一番効率が良かったとか データの偏りは考慮されてるのかな。
相手が良投手、又は貧打のチーム→送りバントを多用→一死二塁の期待得点、得点確率を下げる
防御率の悪投手、又は強打のチーム→そのまま打つ→無死一塁からの期待得点、得点確率を上げる
似たような打者、似たような対戦投手の2チームがあって、片方はずっと強行策、もう片方は送りバントで比較しないと分からない。 アリントンルール有りきな内容だよなこれ
守備はフラレボ対策で常に後ろに下げてバントしちゃいけませんなら成り立つと思うけど、前進守備してない状態でセーフティバントなんかやられたら全部セーフだぞ。チャージなんか間に合いわけないからね >>179
そもそも無死1塁と1死2塁の状況を
状況発生原因のバイアスを除かずに単純比較してる時点で
エセ統計としか思えないんだけど >>169
みんな成功したバントを前提に考えるが、
そもそもバントは一定数失敗するので、その辺も考慮すると尚更意味ないんだよな 得点できるかどうかじゃなくて
ゲッツーのリスクがあるかどうかも比較しろよ
投手の質もかなり重要だから
打率2割の打者ならどんな投手にも2割の確率でヒットが打てるわけじゃない アメリカ人「自己犠牲は最も尊い行為だよ。」
ぼく「やきうの送りバントは?」
アメリカ人「ハハハ、クレイジーだね。無意味だ」
↑なんでなの(´・ω・`)? >>41
まあつまり監督が自分の見せ場を作るための行為でしかないってことだ。日本じゃ野球監督が滅茶苦茶でしゃばってるからバンド戦法がはばをきかせてる 2番打者がバントが上手いやつとかも意味不明
だいたい打順が1番から始まるのは初回のだけで、後はランダムだから打順の役割とかいっても意味がないw 塁に出たランナーの走力を無視してる時点で
送りバントの有効性の検証としては不十分すぎるだろ 大量得点の可能性が減るだけでバンドが勝率にどれだけ結びついてるかを出さないと意味ないよ そんなことは40年も前からわかっていたこと
たぶんエンタメ的な演出なんだろう
送ってる間にトイレ行ったり >>1
確かに相手からしても進塁のプレッシャーよりも1つアウト取った安心の方がでかいよな バント否定派:全ての場合においてバントすべきではない
バント肯定派:局面によってはバントすべき
この認識の齟齬が議論の食い違いを生んでるな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています