静岡学園が絶対王者・青森山田を相手に大逆転劇を演じ24年ぶりの優勝を果たした『第98回全国高校サッカー選手権』。13日に両校が激突した決勝戦の生中継(静岡第一テレビ)の静岡地区平均世帯視聴率が、29.9%の高視聴率を記録したことが14日、わかった(ビデオリサーチ調べ)。

 試合終了時の午後4時1分には、番組内最高視聴率46.5%を記録。今大会は1回戦から17.5%を獲得し、静岡学園の躍進に比例するように視聴率も上昇。3回戦で20%を突破、準決勝は23.5%、決勝で29.9%を記録している。

 決勝は2連覇を狙う青森山田に24年ぶりの優勝を狙う静岡学園が挑む形で、前半立ち上がりにセットプレーから失点、さらにPKで追加点を許し0-2と苦しいゲームに。しかし前半終了間際に1点を返すと、後半は静学らしいテクニックサッカーを展開。後半16分に9番加納のゴールで同点とし、後半40分に5番中谷がこの日2点目となるヘディングで逆転。見事、3-2で勝利した。

 決勝の直後の夕方4時50分から放送した夕方情報番組『まるごと』では、決勝で解説を担当した城彰二氏をゲストに試合直後の埼玉スタジアム2002から生中継、スタジオにも武田修宏氏を迎え21.4%の高視聴率を獲得した。また夕方6時15分の夕方ニュース番組『news every.しずおか』も決勝戦の模様を伝え、世帯視聴率は20.1%だった。

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