8日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)では、保釈中に中東のレバノンに逃亡した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)について特集した。

 ゴーン被告は8日午後3時(日本時間午後10時)から首都ベイルートで記者会見を予定。その発言に大きな注目が集まる。

 コメンテーターで同局の玉川徹氏(57)は「保釈中の逃亡なんですけど、一連のゴーンさんのいわゆる犯罪ということの容疑は、確実に違法行為っていうのは、不法に外国に出たってだけ。これは、全く褒められる話ではない。もちろん肯定もできない。しかし、ゴーンさんからすれば、緊急避難的な、やむを得ない違法行為だというようなことも含めて、きょう話をするんじゃないですか。日本のメディアが入れるか分かりませんが。正当性を主張されるなら裁判を日本で受けるべきだったと質問を受けると思う」と指摘した。 

さらに「もう1点。最初からこの事件の構図ってなんなんだ。ただ単に強欲な人間が、違法に私腹を肥やしたっていう話なのか、この事件はもやもやする部分がある。もしかしたら、やっぱり日産のクーデター。本来であれば社内で完結する話が、警察という所まで入って行われたクーデターかもしれないってずっと言ってきた。そういう話を初めて(ゴーンさんが)する」と今夜の会見に注視していた。

1/8(水) 9:09配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200108-01080069-sph-ent