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2020/01/05(日) 22:29:40.65ID:p3ZggkIn9長期政権を続ける東アフリカのウガンダ。そんなムセベニ氏に2021年の大統領選で引導を渡すと宣言したのが、
人気ミュージシャンから国会議員に転身したボビ・ワイン氏(37)だ。【ヨハネスブルグ特派員・小泉大士】
ウガンダの首都カンパラを訪れ、いまアフリカで最も注目される政治家の一人にインタビューした。
◇いつになっても代わらない大統領
トレードマークの赤いベレー帽をかぶったワイン氏が「ピープル・パワー」と叫ぶと、支持者は「アワ・パワー」と
呼応する。カンパラのスラム街で生まれ育ったワイン氏のニックネームは「ゲットーの大統領」。アフロビートや
レゲエなどを融合させた音楽は若者の心をつかみ、国内のみならず周辺国でも絶大な人気を誇る。
「ウガンダの何が問題かって? 最も深刻な問題は独裁であり、ムセベニ氏がいつまでたっても権力を
握り続けていることだ。独裁によって腐敗をはびこらせ、権力を守るために法を無視し、政府機関は
ムセベニ氏と一族、その取り巻きの思うままになっている」
ワイン氏の言葉は辛辣(しんらつ)だ。1986年に大統領に就任したムセベニ氏は30年以上もその座に居座り、
任期制限や年齢制限を撤廃して6選への地ならしを進める。一方でウガンダの人口約4300万人のうち8割近くは
30歳未満だ。「国民の大半は一人の大統領しか知らない。自分もそうだ。4歳のときからずっと同じ人物が大統領を
務めているんだから」
急速な人口増加が進むアフリカは若さと可能性に満ちた大陸だが、20年、30年と権力を握り続ける高齢の指導者の
存在は珍しくない。17年に軍のクーデターによって失脚したジンバブエの故ムガベ元大統領は93歳まで37年間も
政権の座にあった。なぜアフリカの指導者は権力にしがみつくのか。
「ムセベニ氏だって昔は、アフリカの指導者は権力の座に長居しすぎると批判していた。だが、アフリカ特有の
問題だとは思っていない。これは乗り越えなければいけない段階なんだ。先進国も以前は独裁体制だったが、
国民が立ち上がってそれを打破してきた」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200105-00000005-mai-int
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