右投げ右打ちのロベルトは15歳から18歳まで母国のプロリーグでプレーした後、16年11月に米国へ亡命。15年5月にホワイトソックスとマイナー契約を結んだ。
マイナー3年目の昨季は1A+で19試合、打率・453、出塁率・512、8本塁打、24打点をマークした後、2Aで56試合、打率・314、8本塁打、29打点、21盗塁。3Aへの昇格も果たし、47試合、打率・297、16本塁打、39打点。トータル122試合、打率・328,32本塁打、92打点、36盗塁の成績を残した。
ホワイトソックスのリック・ハーンGMは「2019年の彼はマイナーのすべてのレベルにおいて、打撃、スピード、守備、肩で劇的にインパクトを与える力があることを示した。長年にわたってチームの核となるとても重要な1人として見ている」と称賛。アメリカン・ドリームをつかんだロベルトは球団を通して「今年はメジャーリーグでプレーする夢をかなえたい」と意気込みのコメントを寄せた。
球団発表によると、各シーズンの年俸は20年150万ドル(約1億6000万円)、21年350万ドル(約3億8000万円)、22年600万ドル(約6億5000万円)、23年950万ドル(約10億3000万円)、24年1250万ドル(約13億6000万円)、25年1500万ドル(約16億2000万円)。26、27年はいずれも2000万円(約21億7000万円)で球団に選択権があり、行使しない場合はバイアウトで200万ドル(約2億2000万円)が選手に支払われる。
ロベルトは28歳までの6年で5000万ドル(約54億2000万円)が保証される。2年のオプションが行使された場合は30歳で8年8800万ドル(約95億5000万円)の契約が満了することになる。
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