ブルージェイズが先発左腕・柳賢振(32)と4年総額8000万ドル(約87億2000万円)でFA契約に合意した。24日の米スポーツサイト、ジ・アスレチックは、これにより2年総額600万ドル(約6億5400万円)前後で契約合意した山口俊投手(32)がブルペンに配置されるだろうと予測した。

同サイトは「山口の場合は、球団にとってリスクが少ない。投資額もほとんどなく、どのみちリリーフだろう。先発ローテに入れる義務はない」。

さらに「アトキンスGMは約束通り、先発投手はロアーク、アンダーソン、山口らを獲得した。その中でも最大の存在は(今季14勝、防御率2・32の)柳賢振だ。山口は救援に配置されたとしても、WAR(同じポジションの控えレベルから上乗せが見込まれる勝利数)は0〜0・5程度とみられ、いずれにしても差異はわずかなものだ」と報じた。

山口本人は先発希望を公言しているが、シャパイロ球団社長も17日、「山口はリリーフとしても秀でている。獲得すれば、チームに(投手配置の)柔軟性が生まれる」と評している。

現時点では、先発ローテ5枠のうち柳賢振、アンダーソン、ロアーク、シューメーカーがほぼ確定。残り1枠を山口が右腕ソーントン、左腕コンビのケイ、ボルッキーらと争う見込みだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191225-00010014-chuspo-base
12/25(水) 13:52配信