米倉涼子主演、テレビ朝日の怪物ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第6シリーズが、12月19日に最終回を迎えた。全話平均視聴率は18.4%となり、昨今の連ドラでは相変わらずのトンデモナイ数字をたたき出して無事終了となったが、評価そのものはイマイチ≠セったという。

「やっぱり面白かったという声がある一方で、見疲れする≠ネんて意見もチラホラ。今シリーズで加わった市村正親、武田真治、清水ミチコ、ユースケ・サンタマリアなどは、みんな悪役で主役を張れるような人物ばかり。しかも西田敏行がいて遠藤憲一もいる。主役級が多過ぎるのでしょうね」(テレビ誌ライター)

そんな中、ドラマファンよりアイドルファンから注目を集めたのが、新米看護師・大間正子役の今田美桜だ。今田も今シリーズより登場。大門(米倉)の手術のオペナースを担当し、「あんた、よくやったよ」とホメられる場面もあった。

「一流の看護師を目指し、初々しく努力する役で登場するのですが、今作では一番魅力的な素材でしたね。何も主演級ばかりでガツガツやるのがドラマではない。脇でキラッと光るのもドラマ。今田のかわいさとひたむきさは買い≠ニ評判でした」(同・ライター)

ナース大間の今後に期待がかかる
今田は、まだビッグネームというほどではないが、すでに美女ファンには人気。年明け1月3日予定のドラマ『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』(TBS系)にヒロイン・浜村瞳役で出演すると聞けば、その期待の高さも分かるだろう。

「アイドルテイストと正統派の美女優テイストを半々に持っています。今年は広瀬すず、橋本環奈のスズ・カン≠フ陰でそれほど大きな話題になりませんでしたが、来年は絶対出てくるでしょう」(アイドルライター)

しかも彼女には、『ドクターX』のその後≠ノも期待がかけられるという。

「主演の米倉が、さすがに続編を望んでいないというのです。まあ、これはシリーズ終了後に毎度漏れ伝わる話ですが…。とはいえ、例えば看護師の大間が大門に憧れて一念発起。猛勉強して医師になる設定、なんていうのもアリでしょう。現実の世界でも、看護師から医師への転身は珍しい話でもない。ギスギスした大門医師より、大間医師(今田)の方がオジサンファンが増えるかもしれませんよ」(テレビ雑誌編集者)

果たしてドル箱<hラマ『ドクターX』は今後、どうなるのか。2012年の第1シリーズから数えて、全話平均では最低≠ニなったことを受け、本当に大きなテコ入れがあるかもしれない。

http://dailynewsonline.jp/article/2127925/
2019.12.23 10:32 まいじつ