オリックスがパドレス傘下3Aのタイラー・ヒギンス投手(28)=190センチ、97キロ=を獲得することが22日、決定的となった。
メジャー経験はないが、マイナー通算264試合登板の救援右腕。
既に基本合意しているマイナー通算174本塁打のアデルリン・ロドリゲス内野手(28)=パドレス傘下3A=とともに、近日中に正式発表される見通しだ。

ヒギンスは11年のドラフト23巡目でマーリンズに入団。
今季はロドリゲス、来季から楽天でプレーする牧田とチームメートで、33試合に登板して4勝1敗、防御率5・52の成績を残した。
常時150キロ前後を計測する速球と鋭く変化するスラーブが武器。
球団は今後の伸びしろと日本での大化けに期待し、リリーフの一角として動向を追っていた。

今オフ、野手はメジャー通算282本塁打の超大物、アダム・ジョーンズ外野手(34)=DバックスFA=の獲得に成功し、6月に中日からトレード移籍したモヤと契約を延長。
投手では来季2年目を迎える左腕・アルバース、守護神として新たな適性を発揮したディクソンの残留が決まっている。ここにヒギンスが加わり、1軍の4枠を巡る助っ人争いはし烈だ。

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12/23(月) 5:00配信