18日に第10節延期分のレアル・マドリーとのクラシコを戦ったバルサは中2日で14位アラベスをホームに迎えた。
公式戦9試合負けなしのバルサはクラシコから4選手を入れ替えた。バルベルデは中盤の底にセルヒオ・ブスケツ、インテリオールにアルトゥーロ・ビダルとアレニャを配置した。ジェラール・ピケの相棒にはユムティティが起用された。
キックオフ直後から圧倒的にボールを保持してチャンスを演出していたバルサが先制に成功する。
14分、ビダルのパスをペナルティボックス右のスペースに走り込んだスアレスが受けると、スアレスからPA中央でフリーのグリースマンへパスが通る。これをグリーズマンが右足ダイレクトで蹴り込んで先制した。(1-0)
38分にはグリーズマンとメッシがカウンターアタックで華麗なコンビネーションでゴールに迫ったが、メッシのシュートは枠のわずか左に外れた。
バルサは前半ラストプレーで追加点を奪った。メッシ、スアレスと繋ぎ、最後はスアレスの丁寧なパスからビダルが豪快にサイドネットに突き刺した。(2-0)
2点を奪ったことでトーンダウンしたバルサは55分に1点を返される。ルベン・ドゥアルテの左からのクロスに走り込んだペレ・ポンスが頭で決めた。(2-1)
61分にも右CKのボールにフリーとなったドゥアルテがヘッダーを見舞ったが、わずか右に外れた。
このシーンの後にカンプ・ノウのサポーターは「ピリッとしろ」言わんばかりにバルサコールを送った。
そんな悪い流れを断ち切ったのはやはりレオ・メッシだった。69分、スアレスからボールを受けたメッシは、ドリブルで前進するとペナルティアーク付近から左足一閃。リーグ戦単独トップとなる13ゴール目を突き刺した。(3-1)
73分にはスアレスのヘッドが相手DFの手に当たったとしてオンラインレビュー後にバルサにPKが与えられた。このPKをスアレスが決めて4点目。
スアレスは1ゴール3アシストとなった。(4-1)
一時は1点差まで迫られたバルサだったが、ギアを巻き直して年内最終戦を勝利で飾り、2019年のカンプ・ノウでは28戦無敗という傑出した記録を残した。
FCバルセロナ 4-1 アラベス
■得点
14分:アントワーヌ・グリーズマン
45分:アルトゥーロ・ビダル
55分:ペレ・ポンス(アラベス)
69分:レオ・メッシ
75分:ルイス・スアレス
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191222-00010000-sportes-socc
12/22(日) 1:53配信
https://www.nikkansports.com/soccer/world/score/2019/esp/esp-20077813.html
試合スコア
https://www.nikkansports.com/soccer/world/spain/data/standings/
順位表
https://www.nikkansports.com/soccer/world/spain/data/ranking/
得点ランキング