ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会は12日の理事会で、大会の収支見込みを報告した。

 収入と支出の総額は、ともに今年8月の案から48億円増の678億円。チケット収入は、販売可能な席の99・3%に当たる約184万枚(中止の3試合含む)が売れたことから、350億円(8月時点)から373億円に増える見込み。支出は台風19号の影響で3試合を中止したことに伴う費用や大会のレガシー関連事業費などを計上した。

 また、観戦客約170万人のうち、海外からの訪日客が計57万8000人で、チケットの海外購入率は34%だった。グッズ販売の売り上げが35億円に上った。


12/12(木) 20:34配信 読売新聞オンライン
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