https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191201-00000121-spnannex-spo
稀勢の里杯、延期 選手が負傷した場合の保障に不備 荒磯親方「準備不足」

平日開催のため出場に支障のある学校もあったという。
荒磯親方は「発表してからこのようになってしまい残念。
自分がケガをして(現役生活が)終わってしまったが、
高校生がケガをすることを考えなかった。
準備不足。認識不足」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191204-00000006-nkgendai-spo
「白鵬杯」は毎年開催なのに「稀勢の里杯」は延期のナゼ

開催できなかったのも無理はない。
準備期間の短さ、選手がケガをした場合の保障の不備などが理由だという。

角界関係者は「他にも理由がある」と、こう続ける。

「日本相撲連盟(以下、連盟)と、まったく連携を取っていなかったんです。
高校相撲部は高体連の管轄だが、連盟は国内アマ相撲を統括する組織。
高体連も大会のノウハウなどは連盟に頼っている。高校生の大会を行うなら、
そちらにも根回しをするのが筋です。稀勢の里サイドは数カ月前から大会の準備
をしていたが、連盟はこの『稀勢の里杯』を事後報告のような形で知ったらしく、
寝耳に水。無視されたと思ってカンカンなんです」

 一方、如才ないのが毎年2月に国技館で「白鵬杯」を開催している白鵬だ。
今年で9年目の大会は小学生から中学生までが対象。連盟とも連携を取り、
審判を派遣してもらっている。大手スポンサーをつけ、大会プロデュースはお
抱えの脚本家を使うなど抜かりはない。

 小・中・大学生とは異なり、「唯一、国技館で相撲を取る機会がない高校生
のために」という理念は良くても、準備不足では絵に描いたモチだ。